プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【日本人の血が騒ぐ】50: 日本人と音~琴の本質はリズム楽器「琴板」

お琴の音…というと正月のテレビ番組などで流れる

優美なお琴の音を思い浮かべる私です。

でも、お琴の本質は「リズム楽器」その始まりは神事の弓という事に

 

 

どえらく、納得し始めております(^^;)

 

カタカムナ解読~日本語の音の秘密を探るべく

調べ始め、まず出会った「参考になる」1冊がこちら

すべての話し、エピソードが興味深いのですが

こちらの本の中で語られている「お琴の真の姿は呪術的な打楽器」という部分

非常におもしろいんで是非読んでほしいっす。

 

パルス効果をもたらす神事のリズム楽器としての

お琴の真の姿は『出雲大社の琴板』にみることができる、そうです。

 

 

出雲の琴板は「箱型」なので

箱の中で音が響く設計になっているようです。

 

琴板は「弦」がなく、撥で打つ演奏スタイルは

まさに「お琴は打楽器、リズムを奏でる楽器」という本質が覗けますね。

 

更に、更に!

出雲の琴板よりも、もっとシンプルに

「ただの板」状の琴板も神事に使われているのです。

もはや、音の反響を計算した設計の「箱型の琴板」とも違う

「ただの板」状の楽器なのです!

 

 

 

ちなみに神事に於けるお琴の役割というのは

「パルスの刺激を発するリズムを奏で続ける」というものなので

現代の琴の優美な音色とは違い

”マガマガしい、激しいパルスのリズムを奏でる楽器”

というのが本来のお琴の本質なようです。

 

マガマガしい≒禍々しい

カタカムナでいうと「マカ」の強力版が「マガ」ですので

そういった点も含めイメージしてみてください。

 

(つづく)

 

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