お琴の音…というと正月のテレビ番組などで流れる
優美なお琴の音を思い浮かべる私です。
でも、お琴の本質は「リズム楽器」その始まりは神事の弓という事に
どえらく、納得し始めております(^^;)
カタカムナ解読~日本語の音の秘密を探るべく
調べ始め、まず出会った「参考になる」1冊がこちら
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すべての話し、エピソードが興味深いのですが
こちらの本の中で語られている「お琴の真の姿は呪術的な打楽器」という部分
非常におもしろいんで是非読んでほしいっす。
パルス効果をもたらす神事のリズム楽器としての
お琴の真の姿は『出雲大社の琴板』にみることができる、そうです。
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出雲の琴板は「箱型」なので
箱の中で音が響く設計になっているようです。
琴板は「弦」がなく、撥で打つ演奏スタイルは
まさに「お琴は打楽器、リズムを奏でる楽器」という本質が覗けますね。
更に、更に!
出雲の琴板よりも、もっとシンプルに
「ただの板」状の琴板も神事に使われているのです。
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もはや、音の反響を計算した設計の「箱型の琴板」とも違う
「ただの板」状の楽器なのです!
ちなみに神事に於けるお琴の役割というのは
「パルスの刺激を発するリズムを奏で続ける」というものなので
現代の琴の優美な音色とは違い
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”マガマガしい、激しいパルスのリズムを奏でる楽器”
というのが本来のお琴の本質なようです。
マガマガしい≒禍々しい
カタカムナでいうと「マカ」の強力版が「マガ」ですので
そういった点も含めイメージしてみてください。
(つづく)