プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【日本の神様は面白い】天照大御神~①イザナギ命の愛娘にして天界の長の「太陽神」

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イザナギ命が黄泉の国から逃げかえってきて

日向の海で禊をした時に生まれた「三貴子」の中の優秀な長女といった感じ。

(弟2神が暴れん坊なので、姉は大変)

 

 

「日本の城」「日本の祭り」シリーズを見ながら

「日本人なのに日本各地の歴史も文化も何も知らない私…」に気が付き

”日本を知る”活動を趣味としてはじめた私です。

 

更に別方向から「密教」の世界の面白さに気が付き

そこでまた…「日本人なのに日本の神話・神様のこと何も知らない私…」発覚!

 

ということで、現在、日本の神様についても「知る」作業中

これが、めっちゃ面白い世界だったんすよ~

 

ということで、遂に日本の神様で1番有名じゃないか!?

と思われる「天照大御神」について知っていこう~

 

 

イザナギ命が左目を浄めた時に生まれた「日の神」

イザナギ命の紹介(?)のところでも触れましたが

この世とあの世の境界⇒黄泉比良坂での夫婦修羅場の後

この世に逃げ帰ってきたイザナギ命が

日向(宮崎県)の海で「黄泉の国の穢れを祓うため」

全身を浄め、最後に左目を浄めた時に生まれたのが

”美しい日の神”天照大御神だったのです(‘v‘)

 

屍となり蛆の沸いたイザナミの姿に震えた後だったからか、

イザナギ命はこの「美しい日の神」の誕生をとても喜んだそうだ(^^;)

(かつての美しき生成の神:イザナミの面影を重ねたのかも…)

 

生まれてすぐに父神イザナギから出来あいされる天照大御神

イザナギ命は自分の首にかけていた玉飾りを取り、

天照大御神の首にかけてやり

「お前は高天原(天)を支配しなさい」と命じたんだって。

 

この時、同時に「月読命」と「スサノオ尊」も誕生しているのだが

アマテラス大神は特別やったんやね~

なにか光るモノを感じたんでしょう、父として神として(^^;)

 

◆天界での天照大御神の働きっぷり

高天原(天)の支配を命じられた天照大御神ですが

とても素晴らしき働きっぷりなのです。

天照大御神は父の命を受け、高天原に住み

  • 田畑を耕し、食物を育て
  • 養蚕を興し、絹糸の生産や織物の技術を授ける
  • 天の最高司令神として八百万の神を統治

と、もの凄い働き者なのです(神様も忙しいのだ)

 

偉大な神は人一倍働き者なのだ!

この先、出てくる弟2神とだいぶ違う…

 

”天に光り輝く太陽”の女神であり皇祖神でもある

天照大御神=太陽神

このくらいは私も知っていた。

 

古代文明を見ても、やはり太陽というのは特別視されているし

神々の頂点に立つのは「太陽神」とすることが多い気がする。

 

太陽は「光」であり、

太陽のエネルギーが地球上の生命にとって必要不可欠のもので

生命を育んでいることを人類は太古の昔から感じ取っていたから

神格化するのも納得できる(^^)

 

ところが、日本における「天照大御神」を通しての太陽信仰は

世界各地に見るものとはちょっと違うのだ。

 

日本人は太陽そのものを神として崇拝するだけではなく、

同時に「日の神:天照大御神」に民族の祖神という想いも重ね祀ってきた!

天照大御神の子孫が「ニニギ尊」であり、神武天皇となるのだ。

 

天照大御神は皇祖神であり、同時に日本人の祖神だし

天を治める「八百万の神のトップ」なのだ!(カッコいい)

 

働き者で美しい太陽の女神が

天も地も日本を明るく照らしてくれているということに

浪漫を感じるわぁ(日本の母やん)

 

黄泉の国の長がイザナミ命で

この世の長が天照大御神

この世もあの世も「統治者」は女神やないか!!

 

「いつ」から世界は男尊女卑になってしまったのか…

各地の文明・神話と比較しても

女神を長とする日本の神話って珍しい気がします。

 

つづく。

(次回は天照の弟たちとの関係だよ)

 

 

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