「どきっ!(心臓バクバク)」
つ・ま・ら・な・い・人間だと⁉(自覚あり)
日本の偉人・賢人・哲人「安岡正篤」氏ってこんな人
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本日のテーマは「慣性・惰性からの脱却」であります。
では、安岡先生の言葉に耳を傾けましょう。
例えば銀行員であれば銀行の仕事さえ几帳面にやっていればそれでいいかというと、そうではない。人間は一つには自然の存在だから、自然の法則にも支配される。我々の精神活動が単調になると、物の慣性・惰力と同じ支配を受け、じきにエネルギー活動が鈍ってきます。つまり、人間がつまならなくなります。
~(中略)~
つまり、内容のない、決まりきった人間になってしまうと、精神活動が鈍ってしまう。
(『活眼・活学』)
グサッときますよね、胸に言葉が刺さる。
単調な生活・くり返しの日々は「慣れ」による省エネや安心感をもたらしてくれますが
「精神活動を鈍らせ、低エネルギー状態にさせる」というのです。
言われると、心あたりもあり納得せざるおえない…
あんまり普段はそう意識にないけど、とても重要なことが述べられている。
- 人は一つの自然の存在だから、自然の法則にも支配される
- 単調な生活になると「物の慣性・惰力」と同じ支配を受け、精神もエネルギーも鈍る
我々はどこか「人間は霊長類最高の存在」と思っており
植物や動物・他の生物や自然よりも「自由で、自分の意のままに動ける」というような幻想を抱いているが、実のところマカ(時空間・環境場・場)の支配力のほうが強く、油断するとすぐに「空間に在る物の如く」法則の支配下で「不自由な存在」となる。
例えば、今の生活・今の環境が「辛い」「苦痛」「耐えられない」と感じているなら、
マカの支配力で圧っせられ、不自由通り越して圧迫シ寸前なのかもしれない。
日常が「つならない」と感じているなら、精神活動が鈍っている状態ってことだね。
ここで問題なのは、くり返しの日々に「安定」を感じ⇒そこで安心感に浸っている時の方だよね。自分ではまったく気付かずに「つまらない人間に成ってる」わけだから。
これまでの話からすると「自分の命に目覚め、夢中になって取り組んでいる”成すべきこと”」があるか、ないか?が今自分が「低エネルギーのつまならい人間」になっているか、いないかの判断基準になりそうだね。
さぁ、あなたは今どっち?
次回は「つまらない人間からの脱却法」となります。(つづく)