プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【古代日本謎解き】身体覚醒~武産合気(14)武術と武道、更に合気道の違い

武術と武道に大きな違いがあり、更に武道の中でも合気道はちょっと特殊なのです。

カタカムナ古事記・日本神話の解読に進むつもりですが、

その前に~カタカムナで示された潜象カムの力と現象アマの力に関連して、意識ではなく「肉体にも潜在能力」があって、それを使いこなすための方法があるのではないか?と探索中

 

そんな私の前に現れたのが合気道の祖・植芝盛平氏なのです。

 

 

 

古事記と植芝盛平 合気道の神道世界

古事記と植芝盛平 合気道の神道世界

  • 作者:清水 豊
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合気道というと「襲い掛かってくる相手の力を応用した護身術」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか? 私はこんなイメージでした(^^;

でも合気道の開祖・植芝盛平氏が説く「合気・合気道」とは、そういったものではないのです。本質はまったく別の領域にあるのです。

 

まず、武術と武道の違いから見てゆきましょう。

武術・武道を知るには、まず「武」「術」「道」の意味から

  • 「武」=強く勇ましい、戦いに関する技・力、軍事・戦力
  • 「術」=手段、方法、手だて、技術
  • 「道」=それによって人を一定の方向に導くもの、物の道理・理、道徳

ここから「言葉の重ね合わせ」が示す「武術」と「武道」の意味と違いを見てゆきます。

 

【武術とは】

武士として闘うために必要な技術、武芸(剣・弓・槍・馬など)

戦闘技術体系のこと、ですな。

 

【武道とは】

武士として常々なすべきこと=技の修練+心の修練(道徳)

武術の修練による心技一如により、心技体を一体として鍛え人格までも磨く修養の道

 

武道は武術を内包しており、更に「人の目指すべきあり方・生き方」までも含んでるのです。ただ敵・相手に勝つための攻撃・防御術ではないのです。

 

ここを踏まえて「一般的な武道」と「合気道」の違いを見てゆきましょう。

「魄(はく)」と「魂(こん)」の違いを確認しましょう。

「武道」はそもそも、この2つを鍛えるものですが方向が違うのです。

一般の武道は「魄の修練によって→魂も磨かれていく」という→方向性があり、

合気道は「魂の修練(覚醒)によって→魄の覚醒→身心覚醒の技の生成」となります。

 

合気道は「むすびの武術」であり、「むすびの道」なのです。

合気道の「道」は神道(かみのみち)に通じるものなのです。

 

もっと言うと、合気道の「むすび」により生成される技の究極は、

相手と己をむすび 、相手の殺意・敵意ごと包み込み浄化(禊)するのです。

この辺のことは、これからじっくり見てゆきましょう(^^)

 

合気道の「合気」は「武産合気」なので「むすび」が重要。

「むすび」の感覚を得るには、相手(人・空間・場)と同調した状態で稽古する必要があります。この点が合気の神業への修練でもあり、外からみると「怪しく」見える点でもあるのです。”気で人をとばす”という武道家の実演って怪しく見えたりしてませんか?

 

(つづく)

 

 

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