肉体覚醒・身体覚醒の鍵を得るために「植芝盛平氏が説く合気道の世界」を追っていますが、古神道と重なる部分も多く 今は盛平氏の「古事記」の解釈を覗き中
カタカムナやエメラルド板が示す「潜象の力×現象の力」「現象界の作用×現象界の作用」が「我々の肉体」にも大いに働いており、肉体にも神秘の能力を活かす構造があるはず!と思い「むすび合気・武産合気」の世界を探索している、私です。
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植芝盛平氏が説く「合気道の神髄」は古神道の世界に近いというか本質は同じだと私は解釈しております。故に盛平氏の「古事記」への造詣も深いわけっす。
では、合気道の根源の教えが詰まっているという古事記の「天地初発」部分の解釈に続きへ参りましょう。
盛平氏は古事記の天地開闢(天地創成)の「造化三神の出現」ここに、大事な教えの根源がすべてあらわされているというのです。
そんで、最も重要なのが「既に在った主の大神」と第一の神「天之御中主神」の関係っす。『天之御中主神の出現』といってもいいかも。
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この「天地初発」のはじまりの二柱の神の関係が、すべての生成の根源=生成の原理だと盛平氏は説いております。
”出現が予定されている未出現存在を前提としていろいろなものが出現する”
⇒これが「生成の原理」、つまり潜象から現象が生成・出現される、と。
- 第一段階:カム⇒アメノミナカヌシ⇒アマを形成
- 第二段階:アマ(アの間)にアメ(生命・現象の芽)が現れて、アマにたくさんの小アマを生成化育していく
というわけっすな。
とにかく「この生成の原理が繰り返され、いろいろなレベルでの生成(創造)が成されている」というのです。
んで、盛平氏は更にこう説いているのです!
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”そして未だに「それ」が行なわれていないのが地上世界であり、「それ」を実行することですべてが完成され地上天国も実現される”
詳しくは
古事記と植芝盛平 合気道の神道世界を読んでみて欲しい。
つまり、天地=天上界と地内界はそれぞれ「造化機関」として完成しているが、天下にして地上の界=我々が住む「中津国」は造化の生成原理が十分に働いておらず、「造化機関として未完成」な状態にあるのだというのです。
故に人々は、何かに苦しみ・拘束束縛され、不満・不自由・不安を抱え生きている状態にあるというのです(;;)
地上界も本来「天国と同じ状態になれるはずだ」というのです。
なんで、地上界だけ狂ってしまっているのでしょう?
その狂い・歪みの原因はどこにあって、どう正しき状態に治してゆけばいいの?
では、これから更に 盛平氏が説く「深いい話」の世界に入ってゆきましょう。
(つづく)