グタンドツアー1#6今回は1960年代のフォードvsフェラーリの裏側を
メイがじっくり教えてくれるよ。
しかも本物の1966年のルマンを走行したごーどGT40 でメイが走るぜぇ
ジェレミーvsリチャードの戦いも熱い
グランドツアー1#6はこちら
本物のフォードGT40の今の走りも見られるよ!
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私のようにペーパードライバーで「運転怖い」ヤツでも
私のように「車は移動できて荷物がつめればいい」派の人も
この「車好きおっさんず3人が本気で車で遊ぶ」番組みたら
その面白さにはまるよ~
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さて今日は「男同士の正しいケンカ」を見たので
フォード2世ひいき目でお伝えしようと思います。
※フォード2世よりも「彼の無理難題に応えたフォードの開発チームに拍手!」
人間が造ったもののなかで
「自動車ってやっぱすげーな!」
って思うようになった私だよ。
今日もおっさんずカー・ラブに第6話の見どころをお届けするぜっ
- リチャードが激推し!マスタングにイギリスを案内
- マスタングに戦いを挑むジェレミー登場
- マスタングvsフォーカスRSの対決!
- フォード2世のフェラーリとのケンカの仕方
- 1966年ルマンでフォードGT40 優勝までのドラマ
- 今も現役の走りを見せる1966年優勝車フォードGT40
リチャードが激推し!マスタングにイギリスを案内
リチャードが激推しするフォードのマスタングが船でイギリスにやってきた~
ということでロンドン港で派手にお出迎え(^^;)
その後、まるでマスタングが「生き物」かのように
語りかけながらイギリスを紹介しつつドライブを楽しむリチャード。
めちゃくちゃ楽しそうっ
リチャードの乗ってる赤いマスタング・・カッコいいのよ
フロントの馬のエンブレムもかっこいいぜっ
※グランドツアー1#6より
かっこいいでしょ!
私もかっこいい車のデザインわかっていたよ。
- V8エンジン
- 最高310馬力
- どのギアでも飛ぶように加速する!
- バックカメラ
- シートヒーター
- これだけそろって3万7000ポント!(BMW M4の約半分)
番組中で
「どのギアでも飛ぶように加速する」という
リチャードの言葉通りの走りを見ることができます。
マスタングに戦いを挑むジェレミー登場
リチャードとマスタングの邪魔をしたいおっさんず代表の
ジェレミーがフォードのフォーカスRSにていきなり登場!
AUTOart 1/18 フォード フォーカス RS ブルー 完成品
私はこのフォルムを見て最初「えっ!?」と思った。
ファミリーカーじゃないの!?
走りで挑むの??
ところがこの車・・
見た目の優しさ・穏やかさと、走りがまったく違うのだ!
何と410馬力!(マスタングより100馬力も上やっ)
ジェレミー曰く
- デザインは少しダサいが
- ドリフトボタンがある
- 最高のローンチコントロール
- グリップ力と操作性に優れる
確かに走りはかっこいいのです。
実際にジェレミーがのってたのはこちら
※グランドツアー1#6より
そんなに車好きの人が喜ぶデザインに見えないけど
もの凄い走りをする車なのです。
ファミリーカーにマスタングに挑める走りも欲しいパパにおすすめです。
マスタングvsフォーカスRSの対決!
マスタングとのデートを邪魔されたくないリチャードと
邪魔したいジェレミーの追いかけっこがはじまった。
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実際こんな感じ
※GT#6より
おっさん版トムとジェリーを見ているようだ・・・
頑張れ、リチャード!
でも、この二人の追いかけっこのおかげで
2台の特徴がよく理解できた。
100馬力の差があれど
マスタングの加速が凄まじいのだ。
「走り」重視の方は迷わずマスタングをどうぞ。
ただ、日常生活の相棒にはフォーカスRSが有能君です。
フォード2世のフェラーリとのケンカの仕方
車の性能を世界に知らしめるため
カーレースでの優勝は車メーカーにとって重要な意味をもっていた。
1960年代のルマン24時間レースで
常勝フェラーリに挑んだフォードの戦いぶりに迫っていきます。
ルマンで勝てないフォードは経営が悪化していたフェラーリ買収に動く。
ところが契約書を交わす段階になってフェラーリ側から破談に。
これに怒ったフォード2世は役員会でこう命じた。
自分の会社の社員にかなりのムチャブリを強いているが
男同士のケンカとして
「相手より優れた存在になれ!」
「相手よりいいモノを創造しろ!」
ってのは暴力や破壊行為よりよほど正しいケンカのやり方だと感心したぜ。
1966年ルマンでフォードGT40 優勝までのドラマ
ここからは、もうフォードの技術者たちに拍手なのです。
技術者だけでなくフォードのルマンチームに拍手(;;)
1964年のルマン~フォードGT惨敗
フォード2世が命じたことは
非常に難解なことだったのです。
今までルマンで勝ったことがないのに
あと10か月で王者フェラーリに勝つ車をつくれ!
ってものすごいムチャブリっすよね(^^;)
- 時速320kmで
- 24時間走行し続け
- 約4800kmを完走でき
- 9000回のギアチェンジに耐えられる車
これを10か月でつくれって!?
でもフォードの技術チームはなんとか完成させるのです。
「フォードGT」を!
ところがこの車はコースに出ると酷く不安定で
時速は270kmほど・・テスト走行でクラッシュ・・・
この年のルマンはフェラーリが1,2,3位を独占、
フォードは途中棄権で完走ならず(;;)
ちなみに翌年1965年もフォードは完走車ゼロ(;;)
テストドライバー・マイルズがフォードチームに参加
惨敗につぐ惨敗の中で
フォードは優秀なドライバーを探し
開発に加わってもらうことに。
このテストドライバー・マイルズこそ
今でも車ファンに熱く支持される「フォードGT40」を
完成させた立役者なのだ。
マイルズの厳しい指摘(ぼろくそなダメだし)により
フォードGTは大幅に改良された。
マイルズは走行テストに数千時間をついやし、
結果 フォードGTから不安定さは消え
338km/hの速さにも耐えられるレースカーに!
1966年ルマンにフォード40GT参戦!
フォードの技術チームにマイルズも加わり
フォードGT40 でルマンに参加。
この年、フェラーリは世界最速ドライバー・サーティスを使わなかったのだ。
何故かレース直前になって彼を外したのです。
なにやらチーム監督がサーティスを気に入らないという私情のゴタゴタが・・
フェラーリ P3(MAX308km/h 軽量でカーブで優位に立てる)と
フォードGT40の戦いは
1~3位までフォードが独占し圧勝優勝した!
ここから4年連続優勝をフォードは飾る。
ただ・・
残念なことに1966年の優勝から2か月後にマイルズはテスト走行中に死亡。
その後の連続優勝を知らずに旅だってしまった(;;)
でもマイルズの数千時間のテスト走行により完成したフォードGT40は
今も現役の走りでサーキットふっとばしているのだ!
今も現役の走りを見せる1966年優勝車フォードGT40
たぶん、車好きな方が一番興奮するのはココだと思う。
今も1966年のルマンで優勝したフォードGT40の
当時の本物が現役で素晴らしい走りを見せているのだ!
実際にメイが乗り込みサーキットを走っている。
※グランドツアー1#6より
これ、当時本当にルマンを走った本物のGT40だよ!
今もすげー走りをするんだぜ~
今見てもかっこいいね。
男のケンカは技術や能力を磨き
「より優れたものを創造する」ことで
競い合うとそのケンカは結局双方の発展につながるのですな。
かっこいいぜ~
では、また#7でお会いしましょう☆
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