このタイトルだけで、なぜリチャードがTOYOTAピクニックを
ハンマーでたたきつけているかわかってしまうはず・・・
フォードのモンデオ生産終了を受けての「フォード史特番」も後編だよ!
◆グランドツアー3#14のフォード特番はこちら
⇓
◆グランド・ツアーってどんな番組や?って方はこちら
⇓
では、前回の「フォード・コルチナの凄い販売戦略」の続き行きます。
- 英国中を魅了したフォード・コルチナ(前回のおさらい)
- コルチナからシエラへ~シエラRSコスワース
- シエラ人気が高まった故の終焉
- フォードワールドカーの時代へ:モンデオSTエステート
- モンデオにライバル登場!世界最初のMPVトヨタ・ピクニック
- フォード栄光の時代から現在の世界車市場
英国中を魅了したフォード・コルチナ(前回のおさらい)
前回かなり力を入れて
コルチナについて番組をみて「すごい!」と
思ったところを書いたので是非読んでほしいっす。
(リンク貼る予定)しばしお待ちを
コルチナからシエラへ~シエラRSコスワース
英国を魅了したコルチナですが1982年に生産終了
その後、フォードが力を入れて売り出したのが「シエラ」!
※GT3#14より
どうでしょうか?
私は、はっきり言って
「なんだ、この超ダサいデザイン!?」って
ビックリしました。
(画像はシエラRSコスワースだよ)
最初にファミリーカーとしてシエラを出した時
デザインも性能もイマイチで人気が出なかったそうです(^^;)
やっぱりね、そうだよね。
そこでフォードが「シエラを人気車にするため」にとった作戦
⇓
やっぱり「高速モデルを出してレースに出よう」だった。
1986年525馬力・240kkm/hまで出せる
シエラRSコスワースで勝負に出る!
イクソ 1/43 フォード シエラ RS コスワース 1987 ホワイト
やっぱり・・・速くなってもデザインは・・・
かっこ悪くない?
と思ったんですが実際に走ってる姿はまるで違うのです!
※GT3#14より
急にかっこよくなるっ謎の変貌ぶり!
レースで走る姿はめちゃくちゃかっこいいのです。
コーナリングとかヤバい
巨大なリアウィングがダウンフォースを生み出すのさ。
レースので勝率84%というモンスターカーに!!
※GT3#14より
やっぱり・・ただ停車している姿はイケてない(^^;)
シエラ人気が高まった故の終焉
シエラRSコスワースのレースでの活躍で
シエラの人気は高まる。
ところがその人気は思わぬ現象を招いてしまうのです(;;)
80年代は車の盗難が増えていた時代
そんな中でシエラは窃盗団の標的となり
盗難率は他の車の5.5倍に達するまでに(涙)
もともとシエラのロックシステムが破りやすかったこともあって
シエラの人気と相まってかっこうの標的となってしまったという・・・
しかも当時のシエラ窃盗犯たちは
駐車場で待ち伏せして
シエラ所有者を襲って奪っていくことも多かったそうで
⇓
シエラを持つことは「危険」であり
窃盗団に狙われているため保険料も高くなり
結果、シエラを買う人がいなくなる・・ということに。
1993年シエラ生産終了
フォードワールドカーの時代へ:モンデオSTエステート
シエラの後
フォードが世界シェアの拡大をめざし
世に送り出したのがこちら
※GT3#14より
珍しいことに
グランド・ツアーのMCおじさん3人が
全員「いい車、好きな車」と声をそろえる名車です。
- V8エンジン
- 200馬力
- トップスピード240km/h
- 100km/hまで7秒
- 中も広々余裕のファミリーカー
ところがフォードがワールドカーを開発している間に
日本から英国市場を狙う刺客が・・・
モンデオにライバル登場!世界最初のMPVトヨタ・ピクニック
※GT3#14より
ジェレミーたち英国の車好き紳士たちは
このトヨタ・ピクニックを見た時
「なんだこのダサい車は??」という評価だったようだ。
「背も高いし、もさい」という印象で笑っていた。
ところが彼らが笑う、この背の高い車が
英国の人々の心を掴んだのです(どうだ!!)
そして他社もこの背の高い車を真似しだしたのです。
やはりトヨタはすごい!
見た目やステイタスシンボルではなく
運転する人の相棒としての車の快適性を追求したのだ。
- 運転しやすさ(姿勢や視界の広さ)
- 車内の広さ
- 移動が楽しくなるプライベート空間
ライバル車の登場に加え
英国政府が社用車への課税を決めたことで
フォードはレース&レースカーに力を入れるようになったのです。
フォード栄光の時代から現在の世界車市場
※GT3#14より
今の車市場はどうなっているかというと
中国の自動車生産の勢いが半端ないっす!
とはいえ、
そんなに中国車メーカーの名が聞こえてこないのは
私が情弱だからなのか・・
中国はEV車で今後自動車業界を引っ張っていく存在になるんでしょかね?
日本車よ、頑張れ!!!!
車業界の技術も向かう方向が多様化しており
各社がそれぞれ得意な方向だけをのばしていくのかもしれない。
では、また~★

中国に勝つアセアン自動車業界―いま、東南アジアに何かが起きている!!アセアン日本車メーカー
- 作者:NNAアセアン編集部
- 出版社/メーカー: リーダーズノート
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本