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【経済ドキュメンタリー】天然ゴム消滅の危機②~ゴムの価格を決めているのは誰か?ゴム消滅犯は誰?

 

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天然ゴムの消滅危機は「葉枯病」は脅威であるものの

今起きている危機の原因は別のところにあるんです。

それはコーヒー・ドキュメンタリー「おいしいコーヒーの真実」でみた

グローバル経済の闇と同じところにあったのです。

 

 

 コーヒー生産者がいなくなる!?

今、コーヒー豆生産現場・市場で起きていることは

こちらのドキュメンタリーでどうぞ

おいしいコーヒーの真実

おいしいコーヒーの真実

  • メディア: Prime Video
 

 

私が今夢中になって観ている

経済ドキュメンタリーはこちら

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第一話:マネーロンダリング

マネーロンダリングの手引き

 

第2話:金持ちはイヤな奴?

金持ちはイヤな奴?イヤな奴だから金持ちになる?

 

そして今回の天然ゴム問題を追う第3話はこちら

 

ゴムのお話

ゴムのお話

  • メディア: Prime Video
 

 

前回の①では

天然ゴムがグローバル経済の物流・交通を支えており

なくてはならない存在であることと

単一クローン性のゴムの木と葉枯病の脅威について触れました。

 

今回の②では既にアジアのゴム農園を破滅に蝕んでいる

要因についてみていきます。

ゴム園の天然ゴム採取現場から話をはじめましょう。

 

 

タイのゴム農園で何が起こっているのか?

番組ホストのカルはタイのゴム農園を訪ねた。

ゴムの採取は夜に行なわれる

日中だと暑さでゴムが固まっちゃうからだって。

 

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ジャイアント・ビースト#3より

木の表面を削って

このお椀1杯にゴムの樹液を溜めるのに6時間

 

ひとりの採取者が一晩に削る木は

1000本~1200本!

 

カルはこのゴム農園主と

この農園で働く30人の採取者に話を聞くことに。

 

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ジャイアント・ビースト#3より

 

この農園の敷地面積は475エーカー

今ここでゴムの木が減少しつつある

その理由は葉枯病ではなく・・・

ゴムの買い取り値が安く

労働者も集まらず経営していけないという現実が

 

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このゴム園の主:チューキット博士によると

  • 採取したゴムの買取値は工場が決める
  • 毎日その日の買取値を工場に電話して聞く
  • 採取者にはゴムの採取量と工場がつけた買値を元に賃金を渡す
  • ここ数年、ゴムの値はさがりっぱなし
  • 採取者の賃金はタイの最低賃金を下回る金額になっている
  • 賃金が安いので採取者を募集しても人が集まらない

 

といい、ゴムの木を切って

違う木を植えることも考えているという・・・

 

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ゴム農園の採取者は

1日働いて日給9ドル程だという・・・

 

買値が安い⇒賃金が安くなる⇒従業員が集まらない⇒ゴムの採取量も減る

 

この下降連鎖に陥っているのです。

 

ということで

番組ホストのカルは「ゴムの買値を決めている」という

下降工場側の話を聞くために工場へ向かいます。

 

ゴムの値段を決めているのは誰か? 工場側の話

ゴム農場を後にして

次にカルが向かったのは

ゴムの加工工業

 

世界シェア14%のハルシオン・アグリネ社共同設立者CEO

ロバート・メイヤー氏に話を聞く。

たった8年で工場を38軒に増やしたやり手だ。

 

彼のゴム加工工場でつくったラテックスはタイヤ工場に送られる。

「農産物を工業原料に変えるのが仕事だ」と彼は言う。

 

どうしてゴム農園の生産経費を考慮しない安い値で

ゴムを買い上げるのか?

とカルに質問されたロバートは

「ゴムの値段を決めているのは現場ではなく市場だ」

と話しはじめた。

 

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ジャイアント・ビースト#3より

 

ここの「それで」という言葉がどこに掛かるかというと

タイヤ業者は毎年毎年まとまった量の天然ゴムを必要としている。

ゴムの安定供給を求めているわけ。

その年の天候や環境や国際情勢に関係なく

必要な量のゴムを安定的に手に入れたいっていうのさ。

「そこで」ゴムは先物市場で扱われるように。

 

では先物市場ではどうやって価格が決められているのか?

 

先物市場ではどうやってゴムの価格が決まるのか?

先物市場

売り手と買い手が「条件」に合意して取引する場

ここで言う条件とは

  • 価格
  • 数量
  • 等級

など、将来の取引のために契約書に載せるべき全項目!

 

アメリカのトレーダーを通し、

さらに仲介人を通して実際は買う。

 

先物市場では合意済みの価格での取引が保証されている。

先物市場では顧客も生産者も何も言えないわけだ。

 

コーヒー豆の時と話は一緒のようだ・・

生産者と消費者の間に入る人たちが儲けをガボっと持っていくのかぁ

生産者と消費者を結び、市場で価格を動かせる人だけが富むってわけかぁ

 

先物市場のダフ屋~投資家

番組では先物取引をコンサートの前売り券に例えて

わかりやすく解説してくれている。

 

先物取引の基盤は「需要」なんだけど

ダフ屋が前売りチケットを大量購入した場合・・・

彼らが価格を決め市場操作ができる。

 

先物市場のダフ屋ともいえる投資家。

彼らは価格が上がるのを見越して

商品を買い占める。

 

安く買って高く売り差額で儲けるのがダフ屋の狙い。

 

生産者から原料を安く買って

間に入る人たちが、どんどん儲けて

消費者(必要としている人)に高く売る

 

多くの資金を持ち

市場で買占めできる人ほど有利に

マネーゲームができるということか。

 

先物市場の投資家に話を聞く

カルは次にシンガポールに飛んだ。

先物市場投資家で今はアジアを旅して

ゴム農園主にアドバイスもしている

という人物に話を聞く。

 

カルがゴムの価格がどう決まるか尋ねると

彼はこういった。

 

「インフレや不景気で価格が動く」と。

一見すると非常にまともな答えに見えるけど、

先物市場という巨大カジノで行われるマネーゲームらしい答えだ。

 

生産者の労働や経費や彼らの生活や

天候や自然の脅威などの生産環境は

先物市場での売り買いに関係ないのである。

 

世界の金の流れと情勢で決まる。

 

それで彼がゴム農家にどんなアドバイスをしているのかというと

私も超ビックリしたんですけど

「ゴムの生産を奨励するとともに、副収入もすすめている」

って言ったんですよ!!

 

これ、日本でも最近よく見たり耳にした話じゃありません!?

本職の収入が足りないなら

副業で稼げばいいじゃない

 

何だかんだウマいこといいながらも要は

「もっと働けばいいじゃない!」

って言うとるがな!

 

しかも、元投資家がすすめる稼げる副業ね・・・・

この臭う感じも日本でみたなぁ・・ネットでよく見かけた気がする・・

シンガポール在住だか拠点つーのも香ばしさが増すぜっ

 

ゴム採取をやめるゴム農園主たち

天然ゴムの世界取引において

市場にぶんなぐられ奴隷にされてきた

アジアのゴム生産者・ゴム農園主たちが

金にならないゴムの木を切り倒しはじめている。

 

元ゴムの先物投資家も

ゴム農場主たちがゴムの木を切り倒し

他の木に生産を移しはじめていることが

葉枯病よりもはるかに問題だという。

 

彼らだって生活が懸かっている

土地を持ち、労働意欲もある。

市場のマネーゲームの奴隷となって搾取される立場から

逃れはじめているんだろう。

 

カルの問い「ゴムの価格を決めているのは誰か?」

ゴム生産者が生活できない程に苦しめているのは誰か?

インタビューに答えたそれぞれの責任者たち

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ジャイアント・ビースト#3より

 

こうしている間にも

実際にゴムの木を切り

ゴム農園をやめる人が・・

彼女が語ったのはこの一言だけ。

 

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ジャイアント・ビースト#3より

 

この一言の方が

今までのインタビューのなかで

一番「本物」の気がします。

 

天然ゴム消滅に備えるタイヤメーカー

私の想像よりはるかに「悪い状況」にある

天然ゴム業界ですが

ドイツのタイヤメーカーは

ゴムの木に頼らない新しいタイヤの素材開発に

向け成果をあげつつあるようです。

 

詳しくは番組で見てみてね~

 

ただ・・・どう考えても

大量生産には難しい素材の気がする。

ゴムの木は上に育ち、木の表面を削れば樹液を出しますが

新素材はどこでも簡単に育つけど栽培面積をかなり必要とするはず。

そして「根っこ」を使うというのもなかなか・・・

 

あなたはこの問題をどう考えますか?

 

私はコーヒーの話や100億人の食糧危機の話も踏まえて

やっぱりまずは自国経済が自国内で充分に回ることが大事だと

ゴムの話を聞きながらも日本のことを考えてしまいました。

 

アジアで35億人の経済圏を

もっと強固にして結束していってもいいのかも。

アジアの農作物生産力は今や世界を支えていますからね。

目先の「金」や数字よりも「信頼」に価値が置かれる時が

そこまで来ているのかも。

 

では、また~☆

次回はAIの話だよ

 

 

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