プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【攻めの経済ドキュメンタリー】GB#7:お金って何?②金vs現金(不換紙幣)

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攻めの経済ドキュメンタリー番組「ジャイアント・ビースト~グローバル経済の謎」

が面白すぎて、どっぷりはまっているBBA私です。

経済版・電波少年であり、全員本物なのである。

 

 

Amazonオリジナル番組なので

Amazonプライム会員なら是非観てみてね~

※第7話:お金って紙くず?

 

お金って紙くず?

 

今回はズバリ!「お金って本当に価値あるの?」

という部分に突っ込んでいくのよ~

 

お金の危うさを意識している人たちが金を買っている!?

金の価値は今後も落ちないの??

お金とゴールドどっちが安全??

 

それぞれ関係者・専門家の話を聞いて

あなたはどう判断しますか?

 

 

グローバル経済構築には誰もが欲しがる物が要る

自給自足や物々交換コミュニティを見てきた番組ホストのカル

自給自足や物々交換では「価値」の持ち運びが大変!を実感

 

物々交換では交換の基準が無いため

相手との交渉が大変、欲しいモノと交換できない事も多い(;;)

「やはりグローバル経済の構築には誰もが欲しがる物が要る」

ということでカルはロンドンに向かい

ロンドンで唯一の純金売買店のCEOに話を聞くことに。

 

現金の内在価値はゼロ、でも金の価値は保たれている

グローバル経済の構築には誰もが欲しがる物が要る・・

ということでカルが訪れたのは

ロンドンで唯一純金を売買できる店、

ロス・ノーマン (シャープス・ピクレイスCEO)に話を聞いたよ。

 

彼は第二次大戦中の1000マンドイツマルク紙幣や

ジンバブエの額面100兆の紙幣をカルに見せながら

こう言った。

「現金の内在価値はゼロなんだ」

 

交換の手段ではあるが

時が経つと価値が落ちる。

確かに世界経済は全体として

宇宙のように拡大し続けることが

半ば義務・使命化されているので

生産性が増していく分

過去の生産価値は下がっていく一方なのかも。

 

しかも、そのスピードがかなり増しているようにも思える。

どんどんモノの値段も上がっているし

公共料金も下がることなく上がっている。

 

その点で言うと

GOLDは4000年の歴史を持ち、

その価値は保たれているのだとノーマン氏は言うのだ。

 

金1オンスで4000年前に買えた物と同等の物が今でも買えると。

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そういわれると

確かに金ってやっぱりすごいって気がします。

でも、

高値で買いたい人と売りたい人がいるだけ、

採掘量は限られているから希少性と

加工しやすい点で重宝されているだけで

金自体は衣食住の特に直接にはどれの役にも立たないしなぁ・・・

 

今は「国が発行する紙幣」が価値があると思わされているように

昔はそれが金だっただけって可能性も高いですよね。

 

どう、思いますか?

紙幣が単なる紙とインクという実体ならば

金は単なる鉱物ってことないですかね??

 

でも、今のところ世界中で

金は高価で取引されているのも事実ですね。

 

オバマ大統領の元経済諮問委員長に聞く「金本位制

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昔は金と紙幣は紐づいていましたよね。

でも大きくなり過ぎた経済は金の量では支えられなくなり

今現在、地球上に金本位制の国は無いのです。

<理由は簡単>機能しないから

 

オバマ大統領の元経済諮問委員長の

オースタン・グールズビー氏は言う。

金本位制を主張する人は

“政府は信用できない、紙幣を増刷しインフレを起こす気だ”

“健全に供給される金のみが経済を安定させてくれる”

と、大抵内心思っている。

 

「でも、金も健全な供給とは無縁だ」

と彼は主張。

金本位制の時代、

「紙幣の発行量を決定するのは政府の役人」と決まっていたが

実際に決めていたのはロシアや南アフリカの採掘者だったと。

 

紙幣と同じように

金も市場に出回る量を動かせる人次第だっつーことか。

しかも金の採掘を支配できれば

「世界経済そのもの」を支配できちゃうってわけか・・・やべーぜ。

でも、デジタル空間で爆発的に巨大化する今の経済を

もう金では支えきれないでしょうね。

 

今あるのは全て「不換紙幣」

オースタン氏の話は続く。

 

カルが今の紙幣について「紙幣そのものに価値があるか?」と訊ねると

“商品紙幣はもはや存在していない”

いま在るのは交換紙幣だけ

と、答えた。

 

今の紙幣そのものに額面通りの価値は無いという。

紙とインクの印刷物だし、大量に出回ってるしね。

 

じゃあ、今の紙幣はどこに価値があるのか?

「政府は紙幣を印刷し、価値を後付している」

それは、実際に1ドル札の印刷を見ればその価値宣言を見つけられる

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This note is legal tender for all debts,public and private.

「この証書は公私を問わず、決済に有効な法貨だ」

 

ホンマや!政府がその価値を宣言しているじゃないの。

政府がその価値を宣言&保証しているってわけか。

※今後、ビットコインや仮想通貨の話になりますが「ここ」重要です

 

政府が宣言、国がその価値を保証してくれているというよりも

国の経済に紐づいていて価値を保証してくれているってところが重要ですな。

 

ただ、インドでみた「廃貨制作」のような事態もあるわけで

その保証も絶対じゃないのよね(^^;)

国や政府の意志次第という怖さもある。

 

金と法貨・・・どっちが価値の保存に優位かのか?

資産として保有するならどっちなのか?

経済の価値の流れのに適しているのはどっちなのか?

話は別な気がします。

 

役割が違うのよね。

金はもう宝石や不動産よりかしらね。

そういったモノのなかでは保存性も市場も安定しているってわけね。

 

お金は価値あるモノと交換してこそ本来の価値を発揮

金持ちが美術品や不動産や宝石や投資に金を使いまくる

理由が見えてきた!

 

現金を現金のままためこんでも

不確かな価値の山という一面があるからなんですな。

価値も時間が経つごとに減っていくし。

 

ただ、こういった部分「お金そのものには価値ないよ」的な言葉で

煽って謎の高額品購入や投資話への誘いをしてくる悪人にはご注意ください。

「お金そのものには価値はなくとも、額面通りの交換価値はあるじゃん」

政治と経済が安定しているなら慌てることはない。

 

「価値あるもの」と交換しないと意味ないしね。

 

将来的にぜったい価値暴落の予感・・・ってものを

もの凄い価値高なイメージを植え付け

売りさばく輩も多いですからね。

高価な売値の物ほど大掛かりなプロモーションで

仕掛けてきますから。

テレビや雑誌やネットメディアやCMとかね

イメージ操作に影響力大だから・・

 

ちなみに今のグローバル経済では

如何に「見栄っ張りの庶民層にモノを買わせるか?」

が競われている。

学問の分野でさえ、「研究費」と金がからむため

倫理が失われている闇の部分がある。

こちら参考までに

 私が思うよりも相当昔に科学から倫理が・・・・

科学哲学への招待 (ちくま学芸文庫)

科学哲学への招待 (ちくま学芸文庫)

 

 ちなみに経済学や医学論文の世界でも

バックに巨額な資金力をもつ方々の影響が・・・

 

本当に価値あるモノの見極め力磨きましょう。

今のところ私が自分で調査・実験した結果

  • 長年人々から愛読・評価されている「本」
  • 自信の健康
  • 長年の経験と鍛錬により感覚に落し込まれた技術
  • 歴史ある伝統文化・特有の文化
  • 生産できる土地

には価値があると出ております。

日本には価値あるものたくさんあるで~

なんせ各地に独特の文化伝統が息づいているからね。

 

では、また~☆

次回はビットコインに仮想通貨だよ

 

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