子どもの頃、楽しみに見ていた
「あなたの知らない世界」思い出した(いい意味で)
オキナワノコワイハナシ シリーズをはじめてみたよ~
よくできてる!
短いのに印象的でどこか主人公に共感引っ張られるわぁ
⇓
感想と見どころをかいていくよ
◆第1話:マスク
●「マスク」あらすじ
コロナ禍、自粛ムードの街で起きる
「まっいいか」が招くゾッとする話でございます。
外出中に「あっ、マスク忘れた」と気が付いた女性
でもひとり行動だし、「まーいいか」と思い歩いていると
手作りソーセージ専門店の前で「試食いかがですか」と声を掛けられる。
タダで美味しそうなソーセージを試食できるとあって
人のよさそうな店主の声掛けにノッテ、女性は店内へ
試食を楽しんでいると…白い煙と共に急に意識が…
●「マスク」みどころ
「あっ忘れた、まーいいか」というちょっとした日常の油断、
自分への甘さを見せる女性に共感し、
コロナ禍の緊急事態宣言で苦境に耐える「飲食店店主」からの
「マスクしない人」への本音にも共感し、
非常に複雑な思いに心がザワザワさせられます。
一連の店主の行動から
「このソーセージ何の肉!?」ってなるところも上手い。
◆第2話:ヒヌカン
●「ヒヌカン」あらすじ
ヒヌカンがわからず、何が起きているか「???」と見ていた私です。
あらすじを短くまとめると
「終わらない大晦日」です。
大晦日~年明けを自宅で一人過ごす中年男性
なんだか疲れた暗い顔をしている…
ラジオを聞きながら年越しカウントダウンに耳を傾けていると…
「3,2,1,0~」の声と共に
大晦日の昼12時に時間が戻ってしまうのだ。
しかも家中の鍵がロックされ、外には出られない状態で
何度も繰り返す大晦日の1日に困惑する男性。。
●「ヒヌカン」の見どころ
亡くなった母とその後、人生が転落していった息子の
何ともいえない物語(;;)
家族への怒りや愛やいろいろな感情が
おしこめられたお話です。
◆第3話:リモートワーク
●「リモートワーク」あらすじ
コロナ禍のリモートワーク風景
離婚した母との関係があまりうまくいっていない主人公のOL
会社の近くに格安物件を見つけ
ひとり暮らしをはじめたばかり。
母から離れ快適に暮らしているが
毎日のように心配した母から電話がかかってくるのでついつい冷たく返してしまう。
電話だけではなく、母から食べ物や生活用品などの荷物も頻繁に(^^;)
そんな中、リモートワーク会議でモニターを見ていると
自分の部屋の映像に異変と違和感を感じる…
会議のメンバーには「格安でいい部屋って…事故物件じゃない?」と言われ
だんだんと気になってくる。
ある日ベランダで「赤いクレヨン」を見かけ…
●「リモートワーク」みどころ
赤いクレヨンでお絵かきする少女とその母
主人公のOLとその母
この母娘の関係に注目して見る作品
当たり前のように惜しみなく注がれる母の愛情
それは時に「うっとしく」感じることもあるかもしれません。
でも、それは全然当たり前のことではない。
「ママいつ戻ってくるかな」とつぶやきながら
部屋で絵を描きながら待っていた少女
彼女に何があったかを想像させられる作品です(;;)
夏休みの楽しみ「あなたの知らない世界」
思い出すわぁ
短いお話がテンポよく展開していく…
今思うと、よく出来てたよなぁ
脚本家もドラマ班も凄いよなぁ
オキナワノコワイハナシはシリーズ化されてるみたいなので
いろいろと「物語づくり」の参考に
ストーリー分解したりして構成を見るといいかも。
日本のホラー好きだ☆