形的には12世紀の中国式ロケット(巨大な竹筒ロケット花火)から
19世紀になってもそんなに変わっていません(嘘やろ!?)
私が「ロケット砲」の威力に脅威を感じるきっかけとなったのが
実話映画「ブラホークダウン」
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この戦闘の中でアメリカ軍を窮地に追い込んだ武器が
民兵側がバンバン撃ってくるロケット砲「PRG」なのです。
では、19世紀に入ってどう進化しか、見ていこう!
ガニー軍曹TVはこちら
※このAT-4撃ってるおじさんがガニー軍曹だよ(‘v‘)
③1805年 コンクリーヴロケット
中国、朝鮮、アジアで産声をあげ進化してきたロケット砲が
19世紀に入りヨーロッパで「ロケット弾」の性能が向上!
竹筒から鋼鉄製の弾に進化
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でも形状はまだ「ロケット花火型」なんだよ~(マジか!?)
発射台も必要やで!
- 1805年
- コンクリ―ヴロケット
- 有効射程:3300m
- 弾頭:火薬+焼夷材
弾部分が鉄製になっただけなので
命中率は「よくない」ままです(^^;)
カセン同様にその目的は敵の野営地(敵陣)に火を放つことにあったようです。
ただグン!と有効射程距離が伸びたので
かなり遠くから敵地に打ちこめるようになったわけですな。
④1846年 ヘイルロケット
ここからは、発射台も鋼鉄製の筒になり
だいぶ私がイメージするロケットランチャーに近くなってきた!
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だが、大砲に近い感じで
まだまだ携帯して銃の様に構えて撃つには程遠い…
でも、ここで弾の性能が更にグンとあがります!
- 1846年
- HALEロケット
- 有効射程:2740m
- 弾頭:火薬
発射されると弾が回転し、真直ぐ飛ぶようになった!
ラグビーボールのようなことらしい。
これで、命中率も格段にあがったのです。
発射台も鋼鉄の筒になり
ロケット花火型の棒が無くなったんだぜ~
槍方から砲弾型へ進化やっ
◆20世紀にロケット砲はとんでもない進化を!
と、ここまで19世紀までの進化の段階では、こちら
「RPG」までほど遠い感じが漂っていますが、
20世紀に入ると「スウェーデン」がやってくれます!
とんでもなく進化するよ~
20世紀からの進化がとんでもないです。
つづく