遂にここまできたぜ~
めっちゃ面白い話っすよね~
「古代日本の叡智」の探究のための寄り道っす。
無知な私に「量子論」の世界を優しく案内してくれる1冊がこちら。
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不思議と、古代日本の智恵に通じる探究を幾つか並行して行っているせいか、以前にこの本を読んで「反電子」を知った時よりも「そうか!」というモノが今は見えております。
まずは「量子論がもたらした大発見の1つ!」と言われている
”反粒子の発見”についてサクッと解説~
「反粒子」とは、私たちの身近にある粒子(電子や陽子など)とは逆の性質をもつ粒子のこと→反粒子から成る物質を「反物質」っていう。
こんな感じにイメージするとわかり易いっす。
私たちの身近にある粒子ってのは「正(+のエネルギー状態)」やね。
その真逆の反粒子は「反(-のエネルギー状態)」となる。
エネルギー値だけではなく、例えば「最初に見つかった反粒子=反電子」を見てみると
通常の電子は-の電荷を持つのにたいし、+の電荷を持っているんや~
「逆の性質を持つ」ってところが大事。
んで、こういった逆の性質を持つ粒子同士が出合うとどうなるかというと
「消滅」して「無に還る」とされております。
反電子の存在を最初に唱えたのはイギリスの物理学者ディラックで、なんと1928年にはその存在の可能性が叫ばれていたのです。(ほぼ100年前には…彼にはその存在が見えていたのか…賢さ大事やな)
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1928年:ディラックは、
どいうことかというと
だから~「時間」と「空間」を総合的に扱えるようにシュレーディンガー方程式を作り替えて~『ディラック方程式』を完成させたのです。
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んで、「ディラック方程式」を用いて電子のエネルギーを求めると、なんと「-マイナス」という値が計算上現れることが判明!!
通常、物質とは「エネルギーの塊」であって、「物質として存在する」ということは「= プラス(実・有)のエネルギーを持つ」ということのはず、でしょ。
でも、「マイナスのエネルギーを持つ(状態)の電子が存在する」可能性がディラック方程式によって示されたのです。
ここで、「在るってことはエネルギーがプラスの値で存在してるってことや!」という固定概念に縛られること無くディラックはこの「マイナスのエネルギー電子」がどの様に発生・存在するのかを考察し、ある結論に到達したのです。
これが、めっちゃ面白いんです!
あなたはどう考察しますか?
(つづく)