「反粒子」の定義が私の中で揺らいできているので「?」を抱えたままですが、先へ進んでまいります~
「反粒子」=-・負のエネルギー状態の対なる粒子
故に”正粒子と出合うと対消滅する”のも納得できたいた…が、
アンダーソンが宇宙線の中から発見した「反電子」は質量などあらゆる点で電子とそっくりだが唯一の違いが「プラスの電荷を持つ」ということだったというので「-のエネルギー」であるという重要な部分は宇宙の霧の中に消えて行ってしまった。
無知な私に「量子論の世界」を優しく案内してくれる良書
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とりあえず、「陽電子」が発見されて以降
とあるので、「反粒子」の認識は「これ」らしい。
で、ここからは「反粒子の発見(存在が確認されたこと)」によって もたらされた人類の智の発展部分についてみてまいります。
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反粒子の発見によって「宇宙空間真空」の認識が大きく変わりましたよね。
「真空」とは何もない空間・無間ではなく、
①まず反電子の存在を予言したディラックは空孔理論の中で「私たちが宇宙真空と考えている状態は」
”-のエネルギーを持つ電子で埋め尽くされた宇宙になっている”と示しました。
②さらにそこから「対生成・対消滅の間」へ
”真空とは粒子と反粒子が生成・消滅を繰り返している空間”
こう考えることは「場の量子論」から生まれたのです。
「場の量子論」っていうのは、
ということらしい。
更に「反粒子」の発見「宇宙空間真空=対発生・対消滅の間」という新たな認識によって、『素粒子物理学』が発展していったんだってよ~
なるほど、「反粒子の発見」によってグッと真理に迫りつつある感じはしてきた。
反粒子、負のエネルギー粒子についてはまだ「なんだかかよくわからないけど」先に進んで更に面白いものを見てゆきたいと思います。(この姿勢も大事と量子論の旅で学んだ)
(つづく)