湯川先生が1934年に発表していたことの内容の”凄さ”をやっと理解し始めた私です。
「湯川先先~!」もっと早くその偉大さを真に理解できていれば…悔しいです。
ということで早速先生の書籍を買ったぜ~
さて、「量子論への寄り道」を続けましょう~
無知な私に「量子論の世界」を優しく案内してくれる1冊がこちら
⇓
場の量子論→量子物理学への流れ、その中で「量子物理学のはじまり・第一歩」に貢献した偉大な人物こそ「湯川秀樹先生」なのです。
湯川先生がその存在を予言した”中間子”の存在が実際に確かめられたことで「量子物理学」の扉がガバッと開いたっていうじゃない~
では、この時の湯川先生の偉業を覗いてみよう~
⇓
1934年に湯川先生が”中間子という未知の粒子の存在について”発表した内容を無知な私でもわかるようにザクッリとまとめてみるとこんな感じや~
原子核内に働いている(というか原子核を形成している)「強い力」がどのように生まれているかを考えておられたんやな。その力の発生源はどこや⁉って
そして、「陽子と中性子の間で働く未知の粒子の存在の可能性」を見つけてしまったわけやな。思い付きではなく、ちゃんとその粒子の質量まで計算して出してるんやで!
⇓
んでこの発表から3年後(1937年)に、
なんとあの反電子を発見したアンダーソン君が「宇宙線の中に、電子の約200倍の質量をもつ新粒子を発見」したのです!
⇓
こうして湯川秀樹博士の名は世界中に知られることとなったのです。
(ただし、この時アンダーソン君が見つけた新粒子は”中間子”ではなく別の粒子やったんやで~後々判明したことやけど)
でも、安心してください。10年後の1947年に本物の「中間子」が発見されました☆
1934年(今から約90年前)には湯川先生には既にこのような原子構造が見えていたのかもしれないっすな。
私は今現在2023年になって、やっとこの湯川先生の発表(発見)の”凄さ”を理解できた。そう発表の内容は全て理解できていないが、「その凄さ」は今やっと理解できたのです。
「原子核内に働いている、陽子と中性子を結合させている”強い力”」とか普通に「なぜかわからないけど、強い力が働いており陽子と中性子はかたく結合している」としか考えておりませんでした。
この世界に働く4つの力の内の1つ「強い力」がいったいどうやって発生し働いているのか?なんて考えた事なかったぜ~
湯川先生、90年後にやっと愚かな私も先生の見ていた世界がちょっと見えてきました!
もっと早く見たかったです(;;)
(つづく)