プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【量子論への寄り道】91:「FPRパラドックス」一光年の距離を一瞬で⁉

では、量子論が説く「自然のあいまいさ」へのアインシュタインの反論、本番いくよ~

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これを読んでから~+カタカムナ古事記を通して~こちらへ進んでいくのさ~

故に「量子論への寄り道」なんす。

 

では、反対・否定するなら「反論」を!ということで、アインシュタインたちが「FPRパラドックス」論文で量子論が説く「あいまいさ」に反論した本題部分にいくで~

ミクロの物質が持つ「スピン」性質に注目し、

「スピンしていない1個のミクロ粒子が壊れてスピンしている2個のミクロ粒子が発生した」という状況を考察

この時、「壊れてできた2個のスピンの向きは必ずお互いに逆になる」ことはスピンの量が保存されているため決まっている。

 

”壊れてできた2個の粒子のうち、1個のスピンの向きを観測してみる”という(思考)実験を行うのです。

アインシュタインたちが考えた状況は更に、「壊れてできたミクロ粒子がそれぞれの方向に飛び続けて、2個の粒子間の距離が一光年(約10兆km)になってから粒子Aだけを観測した」というものなんす。

量子論によると→観測されるまではスピンの向きが決まっていなかった粒子Aは、観測された途端にスピンの向きが確定することになる

 

この時、観測により「粒子Aのスピンの向きが、右回り」に決まった場合

アインシュタインたちはスピンの量が保存されるため、「一光年の彼方にある粒子Bのスピンの向きも同時に決まるはずだ」と考えた(私:まぁそうやな、同時に判明するわな)

 

んでな、ここからが本題やで~

あなたも一緒に考えよう!

  • 私たちが観測したのは「粒子A」だけであって
  • 一光年かなたにある「粒子B」は観測していない

なのに、「粒子B」のスピンの向きが決まるのは何故か?

 

量子論によると】

「粒子A」を観測したという情報が、一光年離れた「粒子B」に瞬時に伝わり

観測していない「粒子B」のスピンの向きを決めた、って答えになるわけやな。

(↑)

「ここ」、ここがおかしいとアインシュタインたちは反論したんや~

光速度を超えて、物体が移動したり情報が伝わることはできない”

相対性理論の中の大原則に反する!ってことや)

『ある情報が瞬時に・「0・零」時間で離れた場所に、しかも一光年先に伝わるのはおかしいやろ!』と主張!

 

アインシュタインの考えはこうなんや。

”粒子のスピンの向きは「観測」によって初めて決まるものではなく、「隠れた変数」によって観測前から確定されているんや!”

観測ではなく、隠れた法則により2つの粒子が発生した時に既に決まっているってわけやな。

 

さぁ、あなたは量子論による回答と、アインシュタインの回答のどっちが正しいと思いますか?

 

そもそもの話しなんですけど、粒子Aと粒子Bは物質現象的には「離れている」状態かもしれませんが 本質的には「繋がっている状態」だったりしないんすかね⁇

その繋がりを「物質的現象界=われわれに見えている世界」でイメージするなら「内側から繋がっている」って感じなんですけど、十分にあり得ると思うんすよ、私。

だとしたら、単純に「我々が1枚のコインの表裏方向を変えて覗き見ている」だけで、それを観測って言ってる可能性ありますよね。

 

”情報なんて一瞬でとぶやろ~”

しかも「己の内の情報ならなおさらやろ~」という感覚があるんですが、私だけか??

 

(つづく)

 

 

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