では、量子論が説く「自然のあいまいさ」へのアインシュタインの反論、本番いくよ~
無知な私に量子論の世界を優しく案内してくれる良書(おすすめ)
⇓
これを読んでから~+カタカムナ+古事記を通して~こちらへ進んでいくのさ~
⇓
故に「量子論への寄り道」なんす。
では、反対・否定するなら「反論」を!ということで、アインシュタインたちが「FPRパラドックス」論文で量子論が説く「あいまいさ」に反論した本題部分にいくで~
⇓
ミクロの物質が持つ「スピン」性質に注目し、
「スピンしていない1個のミクロ粒子が壊れてスピンしている2個のミクロ粒子が発生した」という状況を考察
⇓
この時、「壊れてできた2個のスピンの向きは必ずお互いに逆になる」ことはスピンの量が保存されているため決まっている。
”壊れてできた2個の粒子のうち、1個のスピンの向きを観測してみる”という(思考)実験を行うのです。
アインシュタインたちが考えた状況は更に、「壊れてできたミクロ粒子がそれぞれの方向に飛び続けて、2個の粒子間の距離が一光年(約10兆km)になってから粒子Aだけを観測した」というものなんす。
⇓
量子論によると→観測されるまではスピンの向きが決まっていなかった粒子Aは、観測された途端にスピンの向きが確定することになる
この時、観測により「粒子Aのスピンの向きが、右回り」に決まった場合
アインシュタインたちはスピンの量が保存されるため、「一光年の彼方にある粒子Bのスピンの向きも同時に決まるはずだ」と考えた(私:まぁそうやな、同時に判明するわな)
んでな、ここからが本題やで~
⇓
あなたも一緒に考えよう!
- 私たちが観測したのは「粒子A」だけであって
- 一光年かなたにある「粒子B」は観測していない
なのに、「粒子B」のスピンの向きが決まるのは何故か?
【量子論によると】
「粒子A」を観測したという情報が、一光年離れた「粒子B」に瞬時に伝わり
↓
観測していない「粒子B」のスピンの向きを決めた、って答えになるわけやな。
(↑)
「ここ」、ここがおかしいとアインシュタインたちは反論したんや~
”光速度を超えて、物体が移動したり情報が伝わることはできない”
(相対性理論の中の大原則に反する!ってことや)
『ある情報が瞬時に・「0・零」時間で離れた場所に、しかも一光年先に伝わるのはおかしいやろ!』と主張!
アインシュタインの考えはこうなんや。
↓
”粒子のスピンの向きは「観測」によって初めて決まるものではなく、「隠れた変数」によって観測前から確定されているんや!”
観測ではなく、隠れた法則により2つの粒子が発生した時に既に決まっているってわけやな。
さぁ、あなたは量子論による回答と、アインシュタインの回答のどっちが正しいと思いますか?
そもそもの話しなんですけど、粒子Aと粒子Bは物質現象的には「離れている」状態かもしれませんが 本質的には「繋がっている状態」だったりしないんすかね⁇
その繋がりを「物質的現象界=われわれに見えている世界」でイメージするなら「内側から繋がっている」って感じなんですけど、十分にあり得ると思うんすよ、私。
だとしたら、単純に「我々が1枚のコインの表裏方向を変えて覗き見ている」だけで、それを観測って言ってる可能性ありますよね。
”情報なんて一瞬でとぶやろ~”
しかも「己の内の情報ならなおさらやろ~」という感覚があるんですが、私だけか??
(つづく)