量子論が示す「この世界のあいまいさ」や「客観的事実の存在の否定」により、今まで「安定して在る」と思っていた「この世界」がとんでもなく不安定に…
無知な私に「量子論の世界」を優しく案内してくれる良書(おすすめの1冊)
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観測により「1つの姿」を見せたりしますが、本質的には「確定した事実は何1つ存在しない」というのはこの世界の真の姿だとしたら、この世界は幻影なのか??
そんな急に不安定になってしまったこの世界について、ボーアは「相補性」という概念を用いて説明してくれております。
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これが、カタカムナの示しとも繋がってくるような内容なのです。
心して、ボーアの解説をお聞きください。
ボーアは「相補性」を表すシンボルとして「太極図」を好んで使っていたそうなので~
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太極図(陰陽図)を用いて、この世界の相補性を見ていこう~♪
- 電子が示す「粒子性と波動性」
- 電子が示す「A点にいる状態とB点に入る状態が重なっている」という重ね合わせの状態
- ミクロの粒子が「位置を決めると運動量が決まらず、運動量を決めると位置が決まらない」という不確定性
このように”同時にあらわされる事はない” 合いいれないはずの事物がお互いに補い合って一つの事物や世界を形成している、という考え方=相補性(相補性原理)により「この世界の真の姿」をボーアは説明したのです。
つまり、量子論が示した「この世界の構造」というのは
古代中国の陰陽思想や、カタカムナが説くカムアマの関わり~古事記のイザナギ・イザナミの生成と同じ世界像だったのです!
ババーン!更に量子論は客観的事実の存在を否定し、近代科学の根底にある「二元論」よりも、東洋思想の柱にある「一元論」的な自然観を示したというわけです。
自然と観測者を分けて考えるのではなく、観測対象である自然と観測する我々を1つのセットとして考える、ってことやな。
ここでやっと、古代の智恵と科学が合流だぜ~まだがっちり合流というわけじゃなく、ちょこっと繋がった感じやけど、この一歩は大きな意味があるんじゃなかろうか。
シュレーディンガー方程式にある「i」が科学を「カム界とアマ界の繋がり」に導く鍵なんだろうか。
(つづく)