プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【Semiotics】数と図形と法則:「2」二元性~⑤老子「道徳経」にみる<対立する二者>

f:id:mousoumajyo:20210611115539j:plain

老子の「道徳経」を見ていくと

エメラルド版に書かれている内容と酷似する部分や

ここで追っている「<絶対なるもの>から1が生まれ、1から2が生まれる」

 

 

内容と同じことが書かれていて驚く。

世界各国の賢者たちは遥か昔に現代科学が解き明かす以上の

世界の仕組みが見えていたんだろうなぁと思わされるのです。

 

これまで「2」が示すものを追ってきましたが

老子も二元性・対立する二者とその関係について

「道徳経」の中で語っています。

 

 

 

 

 

 

 

以下の文章は、この見解と同じことを述べています。

紀元前6世紀の中国の伝説的哲学者、老子が書いたとされる

『道徳経』からの引用です。

 

2つの性質

 

世界に美しいとされるものがあれば、

その美しいものを通じて、醜いものが現れる。

世界に善であるとされるものがあれば、

その善を通じて、悪が現れる。

 

存在と非存在は、

互いに他を生じ、止むことがない。

 

(中略)

 

音と静寂は、調和をつくり出す。

以前と以後は、互いに付き従う。

万物は無と、同じ顔をしている。

 

図形と数が表す宇宙の秩序より

(P44ページ)

 

この部分は「道徳経」の第2章に書かれているものを

かなり簡単にわかりやすく意訳してくれたもののようです。

 

更に「道徳経」の第42章には

もっと世界の本質に迫ることが書かれています。

宇宙の本質や量子学に通じる内容だと思うんですよね。

ここで老子が説くいていることが

エメラルド版に書かれているとされる内容と非常に似ているのです。

 

「エメラルド・タブレット」のニュートン翻訳版がわかりやすいかも。

 

老子が説く「対立する2者の性質」なんですけど

能動的でプラスの性質であるものと、

受動的でマイナスの性質であるもの、

その「存在の示し方」がまさに【2の二元性~(4.5)】で触れたのと

同じなんですよね。

 

 

f:id:mousoumajyo:20210622173320j:plain

こういう相互関係だと私が長年思っていたことが

実はこっちだったという話

f:id:mousoumajyo:20210622173608j:plain

 

 

 

私がびっくりした部分をそのまま老子が紀元前6世紀に説いてる

なんで賢人たちの智慧の蓄積にいつでも触れられる便利な現代に生きているのに

私は今まで「書かれていることの内容」を理解できてなかったんだろう…。

 

表面的に捉えてるんですよね、何ごとも。

だからその智慧が示す「構造」まで理解できてないんですよ。

私はまだ2次元の世界に生きているのかもしれない…。

 

触れる知識も情報も「一塊の文章」としての理解なのかも。

どうして古代文明や十字軍が「建築学」を重視していたのか

やっとわかった。

 

ここを踏まえて、「2」が示す「図」に進んでいきましょう。

では、また~☆

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
にほんブログ村