私がイメージしていたよりも共感覚には様々なパターンがあるようで
刺激に対する脳での処理問題なのか?
通常の「可視光・可聴音」範囲外を感知しているのか?
謎は深まります(?-?)
私に見えている世界と、他の人が見ている世界には「差」がある。
「個人の認識」に差があるからなんだけど
その前に、五感による知覚の段階からどんな差があるのかな?
と、気になって見つけたのはこちらの体験談
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このスレをよむ前までは
”振動数に対する受信可能範囲が広がった人達”なのかな?
って思っていたんですが、どうやら少し違った仕組みのようです。
刺激に対する連想や過去に記憶の再生なのか?
スレ主のAさんは「音に味や匂いを感じる」タイプの共感覚を持っているという。
Aさんが具体的にどんな音にどんな味や匂いを感じているか教えてくれた。
- 自転車の急ブレーキ⇒ゴーヤの味(苦い)
- 足音⇒甘い味
- 父が聞いてたクラシック⇒チーズの匂い
- 遮断機の音⇒炎天下に放置された車の匂い
この時点で、私がイメージしていた共感覚とは何か違うと気が付く。
味覚と臭覚には強い関連性があるけど
やっぱり「味」がする音と「匂い」がする音が混在しているのがどうも気になった。
特に匂いがする方の音に関しては
Aさんの表現が「文学的」で「情緒的」な感じがして
音の刺激に対する…過去の記憶や連想が脳内にリアルを作り出し
他の感覚を刺激しちゃうのかな?と思えてきた。
私と同じように「共感覚」を持たぬ人たちは
やはり「ここ」にわざっとしたようで
- 「味じゃなくて匂いなのか」
- 「思い出とか過去の出来事は無臭の場所にいるのに臭いで再生される」
- 「ただの連想を共感覚だと勘違いしている奴が結構な割合でいて笑える」
と色々な意見を書き込んでいる。
この疑問を感じながら
様々な人の「共感覚体験」の話を聞いていくことに。
そこには想像以上に面白い世界が広がっておりましたぞ!
共感覚の人たちに見えている様々な世界
「共感覚」といっても様々なタイプがあるようなので
語られていたものをサクッと簡単に紹介したい。
- 文字に色がついて見える
- ある特定のゲームをすると、変な臭いがする
- 電波が色になって見える
- 音が体のどこに位置しているかってのがわかる(B♭は首の後ろ)
- 一年間の日付や一日の時間が図になるイメージがある
- 匂いに物体が見える
さらにコメント欄にあった驚異深いものも
- 数字や文字に色や形や質感や性格が見える
- 文字に向きや表情が見える
- 味覚に形を感じる
- 音に形を感じる
不思議なのだが
共感覚の人たちの話を聞きながら
私の方が「見える、聞こえる」というリアルな感覚と
「感じる」「イメージがする」の脳内感覚がごちゃごちゃになって
なんだか混乱してしまった(実は今も混乱中)
「私たちが見ている世界の現実って何?」
全部脳内再生された世界なのかもしれない。
「無相を夢想で色付けしているのだろうか?」
だとしたら、もっと大胆に色付けしたいわぁ…
共感覚に人が見ている世界に憧れる
「見ている世界」「見えている世界」にこんなにも違いがあったとは!?
しかも”共感覚”といっても様々なタイプがあり多種多様。
私は共感覚持ってないので
共感覚の人が見ている刺激溢れる世界に
ちょっと憧れたりもしています。
いい音楽や美味しい料理や面白い小説・文章なんかは
五感を全部刺激してくるので
共感覚を持つ人はそういった「創造」に活かすことができる。
羨ましいぜ~憧れる、多彩な世界(^^)
共感覚の人達から見える世界の話を聞きながら
私なりに「こういった傾向があるな」ってのが見えてきたよ~
つづく