なんとなく、世の人々に「大きく誤解されているのではないか」とBBAが
心配している仏様の中でも上位におられる「阿弥陀如来」さま
なんとなく「知った存在」の気がしていた私(^^;)
でも、地蔵菩薩さまのことを深く知って認識がひっくり返った経験から
今回も調べてみたのです。
元々は五智尊について理解しようとしたことからだけどね。
そしたら、めっちゃ偉大な如来さまであることと共に
如来さまの本願が「まったく違った認識」で広まってしまっており
今はただただ悲しみの中におられるのではないか…と心配に(;;)
BBAが今知っている阿弥陀如来さま情報をここに
阿弥陀如来さまに会いにお寺に行く前にでも読んでみてね。
量りしれない光と寿命を持つ極尊:阿弥陀如来
まずは「阿弥陀如来」さまについての基礎知識
どんな存在かというと
【浄土真宗西本願寺派】木製仏像 阿弥陀如来立像 桧木材 六角台座 西型唐草光背(3寸、3.5寸、4寸、4.5寸、5寸) (3寸)
- 量りしれない光をもつもの
- 量りしれない寿命をもつもの
とされており、
極楽浄土を司る仏様でもあることから…(悲しい誤解が生まれたのかも)
親鸞の著書にも
『諸仏中の王、光明中の極尊なり』とある。
とんでもなく偉大な如来さまなのだ。
ところが、このとんでもなく偉大で極楽浄土を司るが故に
阿弥陀如来さまの本願はご本人の志とまた違った方向に
衆生を導いてしまっているかもしれないのです。
「南無阿弥陀仏」と唱えれば死後、極楽浄土へ
”南無阿弥陀仏”
このお経を唱えれば、どんな人でも
死後に阿弥陀如来さまが極楽浄土に連れて行ってくれる。
一般にこんな認識で広まっているのではなかろうか?
阿弥陀如来が人気となった背景にも関係しているけどこれは誤認だと思う。
調べてみるとこれは阿弥陀如来の志の
「一部を切り取り、都合よく解釈したもの」だとわかる。
ただその誤認が厳しい時代に生きる人々、
現世に希望を持てない人々の救いになったのだから「必要だった」のだと思う。
阿弥陀如来は死後に「極楽浄土行き」を保証してくれる希望となったのでしょう。
平安時代の「現世に希望を持てない社会」っていうのは
たぶん「アシュラ」が生きた世界に似ているんだろう。
⇓
「南無阿弥陀仏と唱えれば、死後に阿弥陀如来さまが浄土に連れて行ってくれる」
という誤認が『他力本願』という言葉に
阿弥陀如来さまの願いとまったく真逆の意味を与え広めてしまうことに(;;)
阿弥陀如来の「他力本願」とは
「他力本願」の本来の意味は
自分の欲や弱さや邪悪な部分に負けてしまう衆生(我々)でも
菩薩時代から如来となった今も人々の救済に励む
修行(仏を目指す生き方)にはげめば、必ず悟りの境地に達し仏になれる。
と、いうことらしい(BBAなりの理解)
『全ての人を救い、仏にします』=阿弥陀如来の本願
この阿弥陀如来さまの本願の力の助けをいただいて
辛い中でも信心を捨てずに修行に励めということでしょう。
だから今、俗世間で使われている「他力本願」の意味と全く違うのです。
自分は何の努力もしなくても~阿弥陀様が救ってくれる~
自分は何もしなくても~他人の力で夢を叶えちゃう~
って意味じゃないのです。
来世に救いを求めるのも間違いで、阿弥陀如来さまは
「私があなたを救う、だから今一緒にがんばろう」って云ってる。
どっちかっていうと
「諦めるな、阿弥陀如来はあなたと共にあるよ」って言いたいんじゃないかなぁ。
だから「現世を諦めた」らアカンのです。
それこそ阿弥陀如来の本願に反するのです。
自分の弱さや欲や、環境や外圧に負け絶望に包まれそうな時は
一心に「南無阿弥陀仏」を唱え無心になるのです。
その時、側に阿弥陀如来さまがいらっしゃる(そんなイメージ)
善意や慈悲に群がる人の欲…
善意や慈悲の心が
そこに群がる人の欲や悪によって
ボロボロにされていく…
そんな悲しみに中に阿弥陀如来さまも
いらっしゃるのではないか(;;)
と、勝手に心配していたBBA私ですが、
阿弥陀如来さまも欲や悪徳にまみれた人間達を
赦して救うばかりではないのさ!!
大威徳明王にもなるのだ(炎)
『いってわからない奴はお仕置きだよ!』
⇓
【東寺監修 公認】大威徳明王(だいいとくみょうおう) ミニチュア仏像【空海 立体曼荼羅21体 真言宗開宗1200年記念】
善人を苦しめる悪人から悪霊まで取り締まって、退治してくれるそうです。
ということで
まだまだ阿弥陀如来さまの世界は深いのですが
いまのとろBBAが理解できてる範囲でお伝えしました。
おまけ:身近な阿弥陀如来~鎌倉の大仏様
ここまで阿弥陀如来さまについて知ったら
会いに行きたくなるよね~
せっかくなので超有名な阿弥陀如来像を1つ紹介
写仏して気が付いたのですが
「鎌倉の大仏様は超美形です!」
(※既にBBAの邪念発せられていますがお許しを)
阿弥陀如来さまに「共に寄り添ってくださっていること」の
感謝を伝えに行ってみてはどうでしょう(^^)
やはり一見の価値あるものですぞ!
では、また~☆