武士道⇒禅⇒般若心経へと「心の平安」を求め修行に励むBBA私です。
たった262字の漢字で書かれている「般若心経」ですが
内容をちゃんと理解しようとすると手ごわい!
一節づつ読み解き中
本日は⑯~⑰のまとめ的な一節
「無眼界乃至無意識界」に挑んでいきます。
無眼界乃至無意識界の解読 ①分解
意味のブロックごとに小分けしていきます。
漢文の因数分解といった感じ
- 無眼界=無・眼界
- 乃至(何a~何bまで)
- 無意識界=無・意識界
どうやらザクッと訳すと
「眼界から意識界まで無い」
と書いてある。
無眼界乃至無意識界の解読②六識
どうやら、ここの前の部分と3つでセットのようです。
- 無眼耳鼻舌身意=無・六根
- 無色声香味触法=無・六境
- 無眼界乃至無意識界=無・六識
六識の「識」とは、
“外界の対象を識別し、認識する心の作用”のこと
⇓
六識は六根・六境により認識された世界のこと
- 眼識界
- 耳識界
- 鼻識界
- 舌識界
- 身識界
- 意識界
無眼界 乃至 無意識界とは
この六識界すべてをさしており
それらの真実・実体は「無」であると言っている。
無眼界乃至無意識界の解読③まとめ
どうやら
私たちが五感+第六感を使って
得た情報により認識した世界というのは
そもそも「唯一不変の絶対的真実」などでは無い
と教えてくれているようだ。
「私がそう思う世界」
「私がそう理解した世界」
「私の認識」
ということを忘れて、
「唯一不変の絶対真実」と思い込んではいけないよ
ってことなのね、たぶん(今の私の精一杯の解読)
世界の真実の姿は「空」で
私が見ている世界は私が認識した「仮想世界」らしい。
私が理解できる、認識できる範囲の「仮想世界」
に固執、執着したってそれは「無」だよってことかな。
ここの理解を深めるためにも
先に進みましょう。