プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【140才まで生きるBBA】健康維持に東洋医学の知恵を拝借~漢方薬の世界が凄い!

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もう、まず色々な方向から「神農」に脱帽だよね。

私も自分の体で実験・実践しながら健康で長生きするために研究してますが

神農ったら自分であらゆる植物を実際に摂取して、

何度も死にかけながら効能をまとめていますからね! 師匠発見したBBAです。

 

 

その昔、薬草・ハーブに興味を持ったBBAを

感動させた本に この1冊があるんですけど

毒草を食べてみた (文春新書)

 

毒草を食べてみた (文春新書)

毒草を食べてみた (文春新書)

  • 作者:植松 黎
  • 発売日: 2000/04/20
  • メディア: 新書
 

 

この本は「偶然食べちゃった」とか「山菜と間違えて食べちゃった」

人たちの話がほとんどなんですよ。

時々そうじゃない人の話も出てくるけども…

 

こちらの「神農」は「毒かもしれない」とわかっていて

自ら体に取り入れ検証しているのです(;;)

いわば「毒草を食べてみた(毒も承知)」的な

命をかけた研究であり、

その恩恵は後世に渡っているのです(感涙)

 

神農本草経解説

神農本草経解説

 

 

私BBA自身、「漢方薬」について

漠然と「自然の動植物を使った薬」としか認識してなかったんです。

全然違った!

私の想像してた以上に広く、しっかり研究された世界でした。

 

ということで

本日の「自分主治医への道」は

漢方薬(生薬)の世界の全体をサクッと見ていきましょう。

 

 

東洋医学の漢方治療とは?

東洋医学では体の不調や変調時に施す治療法は主に2つ

  • 鍼灸治療(鍼による刺激や灸による温熱刺激)
  • 漢方薬治療(生薬を一定の法則に従って組み合わせた薬を服用)

漢方薬というのは

「数種類の生薬を一定の法則に従って組み合わせたもの」

なのです。

 

この「一定の法則」というのは

先人たちの研究と知恵の伝承により

既に確立されたものなのです。

 

数種類の生薬をどの割合で配合するか?

先人の知恵が残されているのです(ありがたいっ)

 

数種類の生薬を混ぜるのも

きちんと理由があり、

副作用を少なくし治療効果を最大化する為なのです。

この配合にもちゃんと根底理論があって

それが面白いのです。

 

鍼灸治療が体表面への刺激による調整だとすると

漢方薬治療は体内からの調節ですね。

 

漢方薬の原料となる生薬とは?

BBA私は完全に「生薬=漢方」という認識でした。

もの凄く漠然としたものだった(恥ずかしいぜ)

 

まずは生薬とはどんなものか?

知っておきましょう。

 

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【生薬】

自然界に存在する天然物をそのまま、

または乾燥などして得た薬の素材になるもの

 

  • 木や草の根
  • 樹皮
  • 果実
  • 葉や茎
  • 鉱物
  • 動物の骨
  • 貝殻
  • 生物

 

注目は「鉱物」や「骨」や「貝殻」や「生物」です。

魔女がイモリやヤモリを乾燥させて煮込むヤツや!!!

 

生薬となるモノを実験研究しまとめてくれた「神農」

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あらゆる草木を自分で食べて調べて研究した神農は

1日に70もの毒にあたったりしながら

365種類の生薬を性能別に分類しまとめた

「神農本草経」を書き残したという…鉄人

 

神農は中国古代の伝説の人物で

「農耕・医薬・商業の祖」と呼ばれる凄い人なのだ。

農具を使っての農耕を創始したり

レオナルド・ダ・ヴィンチに似ている天才だね。

 

漢方薬・生薬・民間薬の違いに注意!

BBA私、この3つを完全にごちゃ混ぜに認識しておりました。

なんなら全部まとめて1つの「漢方」という世界と見てました。

 

この3つは違いが大きいのでご注意を

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薬効レベル①民間薬

古来より民間で伝承されてきた薬、

薬というよりも

  • 葉をお茶にして飲んだり
  • アロエを傷口にぬったり
  • 風邪の時にネギ湯飲んだり

といった「おばあちゃんの知恵」的に伝承されているもの。

具体的にどの部位にどう作用して

どのような効果があるかは解明されていないけど

なんとなく長年そういわれているし

効果もそれなりに実感する人多い。

 

薬効レベル②生薬

天然物をそのまま、または乾燥などによって得た薬物素材

単独でその生薬の効果を利用する場合

漢方薬よりは効き目は弱いが

効能は先人たちの研究観察により解明されている。

 

薬効レベル③漢方薬

複数の生薬を組み合わせ効果を高め

副作用も少なくなるよう計算された薬

 

煎じたり、粉にしたり、練って丸薬にしたり

軟膏にしたり

加工も手の込んだものになっている。

 

効果は大きい。

 

BBAが勘違いしていた「漢方薬:葛根湯」

ここでBBA私が大いなる勘違いしていたことが判明したのです。

 

風邪のひきはじめには「葛根湯」

 

この言葉に従いBBAも葛根湯飲んできたのですが

葛根湯=葛根のエキス、葛根茶、葛根の液体

だと思っていたのです(;;)

 

ところが真実は!

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めちゃくちゃ多数の生薬が配合されてる!!!

「葛根の湯」じゃないじゃいのよ。

葛根だけだと思っていた私の恥ずかしい勘違いの話でした。

 

漢方薬の世界から

薬膳に通じるところまで行くのに

まだまだ色々知るべきことがあったのです。

 

つづく。

 

 

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