【独女マーケティング】口臭ケア「ノニオ」がベネフィットを示して若者の心を掴んだ華麗なるマーケティング

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はいっどうも～プロ独女みつまるです。

今日はＣＭや電車の社会広告でもよく目にするし、

なんか印象に残って気になっちゃうライオンの口腔ケア「NONIO（ノニオ）」

の素晴らしいマーケティングを語っていこうと思います。

ローラさんの口がノニオの「Ｏ」になってるＣＭや公告が印象的ですよね。

ライオンの口臭ケア・ブランド「NONIO」はこちらです。

↓　↓

洗口液（マウスウォッシュ）と歯磨き粉のシリーズ。

このパッケージも秀逸なんですが私が「おお！」と思った点を

順番に語っていこうと思います。

若者をターゲットにしたノニオ
ノニオのキャッチコピーが秀逸！
SNS時代の若者に悩みを掴んで刺激
口臭を指摘せず、ポジティブな生活価値を訴えた戦略
マーケティングにおけるベネフィットの重要性が学べた
40代として悔しいけど、感心したノニオのマーケティング
機能面の高さとセンスを感じるデザイン

若者をターゲットにしたノニオ

オーラルケア分野で実際のメイン購買層は

に悩む40代以上なんですよね。

そんな中で若者をターゲットにまったく新しい戦略で成功しているNONIO（ノニオ）。

特に売れ行きが好調なノニオの洗口液（マウスウォッシュ）は

2018年1～3月期の計画比で1.7倍売れている！

39才以下の購入比率は33％にまで達し、その6割は新規購入者なのだ。

すごくない？！

まーライオンという大企業がテレビ・雑誌と大々的に広告売ってますから

その宣伝費のかけ方もあるでしょう。

でも、私もですが「歯磨きしてれば大丈夫っしょ」って人多いと思うんですよ。

マウスウォッシュとかそんなに「絶対必要よ、買わなきゃ！」ってならない。

でも売れているわけですよ。

しかも若年層にささってるわけです。

若い時って口臭ってオジサンのイメージだったんですよ、私。

41才になった今はそのなんでも「臭い＝おじさん」というイメージを大いに反省しております。ごめんなさい・・・。

口臭（ケア）＝おじさん世代ってイメージは今の若い人にもあると思うんですよ。

ここをどう攻めたのか？

ノニオのキャッチコピーが秀逸！

「口を開けば、心が近づく。ひらけ、自分。」

ＣＭで友人や職場での顔を近づけての会話シーンと

共にこのコピーが画面上に現れるのです！

しかもＳＮＳで話題になたイケメンモデル（※私の記憶によると）の

おしゃれでイキイキした私生活の姿が画面にどーーーん！

この何が秀逸か見ていきましょう！

SNS時代の若者に悩みを掴んで刺激

ライオンのオーラルケア事業部ブランドマネージャー

柳田氏のインタビュー記事によると

「ＳＮＳの普及で、ちょっとしたことで嫌われたくないリスクが高いのが

今の若い世代。髪型や服装は自分で直せても、口臭は自覚できないため、

最大の悩みになっていた」

この「人に嫌われたくない」という若者のインサイトを刺激するために

同社がとったのは、あえて機能訴求を抑えるという逆張りの戦略だ。

※日経ドレンディー7月号・130ページより引用