プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【古代日本謎解き】身体覚醒~武産合気:「みづ(水)」と「みず(水)」の違い

そういえば「古事記」でも「水=みづ」と記されているよね。

私が古代日本の智恵の「身体編(肉体に秘められし神秘の鍵さがし)」でお世話になっているのが「合気道の祖・植芝盛平」氏が説く世界でございます。

 

古事記と植芝盛平 合気道の神道世界

古事記と植芝盛平 合気道の神道世界

  • 作者:清水 豊
  • ビイング・ネット・プレス
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では、「天之御中主と為るために、天之御中主とは何かを知る」探究の続きへ

「アメノミナカヌシ」の「ミ」の音が示すものが「水」であるとすると

天之御中主=天之水中主になる。

私はこの「天之水」が示すモノは「根源界・大深淵にある原始の海(エネルギーの海)」だと考えております。エジプト神話にある「ヌン」ですな。

んで、もっというと「すべての水は、この天之水のウツシである」と思っている。

 

ですが、盛平氏はこの「天之水」をことを『天の聖なる水』と説くのです。

どうやら「水(みづ)=禊に使われる(祓・禊の力をもつ)聖水」という考え(認識)にあるようです。

そして「みず=水」と呼ぶ時は、我々が普段触れている「水」を指すという。

 

私は自分の読みも間違ってはいないと思っているが、盛平氏の読みも間違ってはいないと考えている、故に融合させてみた。

 

まず私の「天之御中主神」の解釈はこうである。

⇒根源にあるエネルギーの海(大深淵の暗黒の海)こそ全ての「水」の本(もと)で、この根源エネルギーの暗黒海に湧いた創造の意志・意図たる「光=生命の火花」が「天之御中主」の正体。

 

ここに盛平氏の「天之水中主」「水=禊の力持つ聖水」という考えを合わせると

①根源(大深淵)のエネルギーの海(暗黒の海)→②そこに湧いたカム意の光(・)→③その光によって照らされ、「天界にウツシ出された水」→④これが「天之水」で→⑤更に「天之水」が地上界にウツシ出されたのが「水」

 

「みず」も「みづ」のウツシなんだと思う。

でも「単なる水(みず)」と思うのと「聖なる水(みづ)」と思う時、その認識で全く違ったモノとして認識者の前に現れるのではないだろうか。

 

そう、盛平氏は「天之御中主(天之水中主)」と成る為には、この祓い・禊の力(浄化作用)を持つ聖水と自分のイメージを重ねることだというのです。

「水が終始自分の肉体を囲んで水と共に動くのである。すなわち相手が打って来れば水と共に開くからうちこまれない」

(『合気神髄』より)

 

人間の身体の約60%は水分だといいますからね、天の水・地の水・大気中の水と繋がること(相互間通信~合一)は可能である気がしております。

 

だんだんと「古事記の解読」も「量子論への寄り道」も「武産合気の世界を覗く」もその進む3本の道が近づいてきており、大きな1本道へ繋がっていく予感がしております。

 

(つづく)

 

 

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