「正義と悪」の真実を見つめる前に
ここをちゃんと押さえておかねばならない。
というか、ここがちゃんと理解できれば他に心を乱されない。
この乱世をふりまわされるとこなく生きるため
武士道と禅の教えを学び修行中のBBA私です。
ぶれない心の芯柱を持つために「武士道」を
そこから更に「ぶれない」「折れない」「柔らかい」
心を持つために禅の世界を覗き見中
んで、本日の教えはこの本のタイトルの神髄に触れるものでもあります。
「ありのままの現実を見る」とは何か?
そこの基礎になるよ。
そもそも世界には本来「意味」が無い
私たちは、この変化する幻想世界の中で
自分の観念・信念・思想を積み上げていき
その強固な自我・エゴを通して世界を認識している。
目の前で起きる出来事に対して
自分の観念や思想を通して
「勝手に解釈し勝手に意味づけしている」
これが「世界」と「私が見ている世界」の真実
目の前の出来事=事実に対する解釈は
その人の持つ観念によって変わる。
意味づけしたが故に、その世界に捉えられてしまう
例えばこのイラストのように
私はまっすぐ世界を見つめているように見えて
自分の観念を通して解釈した「私の思想内」の歪んだ世界をみてる。
「世の中は理不尽だ」
「ずる賢い奴ばかりが得をして、正直者はバカを見る」
「イライラした人が溢れる社会」
と私は解釈し、私にはそう世界が見えている。
でも、実際の世界は何も歪んでいないし
今も昔もただただ「今、そこに在る」だけなのだ。
昔から人間の本質なんて、そう変わってはいないから
そもそもずーっと太古の昔から人間世界ってこんなもんだったんだろう。
ここの部分も私の認識。
目の前に「在る」という事実以外は
全部私の認識で「私が事実と思っているもの」にすぎない。
と、仙人に教えられたからといって
「じゃー世界は美しい」とも思えるはずはなく
やっぱりこの自分の観念が意味づけした「世界」から
外に出ることはできないのです(;;)
このイラストのVRゴーグルをとることが修行の目的でもある。
実際は私の内部にあるのでヒョイっと取り外しできないから難しい。
「世界はあなたが意味づけした通りになるだろう」
これは「私たちが今にしか存在しない」という部分とつながる。
私たちは「今」にしか生きていなく
過去の記憶も都合よく書き替えてしまう。
今、自分が認識している世界が「私がそう思っている世界」なのだから
“世界はあなたが思うとおりになるだろう”
という仙人の言葉にも納得できた。
正しくはこうじゃないか?
「世界はあなたが思うとおりになっている」
この部分を理解する為に
以前仙人が教えてくれた「こちら」が参考になるはず
『自分が現在幸せではなく、
何かを得ることによって幸せになる』
と思っている人間は、
今幸せになることができない。
“自分は幸せでない”と決めているからだ。
“それ”は在るより
世界にはそもそも本来「意味」なんてなく
「意味」とは私の感じる認識であり
私から見える世界は私が認識した通りに存在している。
少し、自分の認識の外側に
「ただ在る」という事実の存在が
見えてきたので今日の所は良しとしよう(^^;)
今日のこの仙人からの教えが
次回の「正義と悪」のは話しにつながります。
では、また~☆