【BBAの不思議な世界】で空相・無相の世界に色をつている存在を追いつつ
関連しまして~この世界の暗黒部分も目をそらさず見ていこう!となりました。
この世の実相は「空」だとして、
多くの人が「現実・事実」と認識している
「世界」って物語は誰が設定し描いているのかな?
という探求がだいぶ進みまして。
結果:「この人間世界の暗黒面から目をそらしては生き残れない」
とわかったので、積極的にそこにある法則も探っていこうと思います。
- おすすめ番組:『邪悪な天才知能犯たち』
- 自転車レース界激震:ランス・アームストロング
- 2012年8月 米国反ドーピング機関が証拠を出す
- 栄光と転落への道の始まりは1996年のガン告知
- 1997年7月のツール・ド・フランス
- メディアを巧みに使いスポール界のヒーローに
- 次元が違うランスの巧妙なドーピング
- 2007年 前人未到の7連覇が生んだ光と影
- 2013年 ランスは真実を告白する
- 勝利、栄光、名声、欲が渦巻くのが勝負の世界
おすすめ番組:『邪悪な天才知能犯たち』
※Amazon プライムビデオで視聴できます
実際にあった事件から
邪悪な天才知能犯たちの犯行を詳細に教えてくれます。
1話40分ほどで4つの事件についてみることができます。
有名な事件も多く、
数々の事件の詳細を知れば知るほど
「手口」に共通点が多いことに気づかされます。
犯罪の公式のようなものがつかめるはず(^^;)
私が特におすすめする回はこちら
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自転車レース界激震:ランス・アームストロング
ツール・ド・フランスは世界的に人気の自転車ロードレースです。
私もドキュメンタリーで見てはまった。
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私が見たのは支える側のチームシェフのドキュメンタリーですが
レースを内側から見ることができるのでおすすめ!
このツール・ド・フランスで幻の7連覇をした人物、
自転車レース界のみならず世界のスポーツ界にその名をとどろかせたのが
ランス・アームストロングなのです。
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今は「長年世界を騙した嘘」がバレ
自転車競技界から追放され、過去の輝かしい成績も剥奪されております。
2012年8月 米国反ドーピング機関が証拠を出す
米国反ドーピング機関が1000ページ以上に及ぶ
ランスの薬物使用を示す証拠を出し
自転車レース界のレジェンド:ランス・アームストロングは
1998年からの長期薬物使用疑惑の渦中の人物となった。
だが、この時ランスは10年以上に及ぶ薬物使用を認めず
「結果がすべてだ」と強気のツイートをしたという。
”結果が全て”という彼は実際に奇跡を起こしてきた。
進行性のガンに犯され、生存率40%の中ガンに打ち勝ちレースに復帰したのだ。
”治療によりガンに勝った、最新の科学・医療を使い命を取り戻した”
この経験が彼にもたらしたものは、私たちが思う以上に大きな変化だったのかも。
栄光と転落への道の始まりは1996年のガン告知
彼の栄光と転落への道の始まりは
1996年 25才の時の入院が起点となる。
将来を有望視された矢先の入院で、進行性の睾丸ガンが見つかったのだ。
医師が告げた生存率は40%…
だがランスは不屈の精神でガン治療に取り組んだ。
3年後、逆境を乗り越え ガンを克服した彼は、
自転車レースに復帰しツール・ド・フランスで優勝を目指す!
ガンを克服した「奇跡の男ランス」が求めたのは
圧倒的な勝利での優勝だった。
1997年7月のツール・ド・フランス
【ツール・ド・フランスとは】
23日かけて21のステージで争う自転車ロードレース
標高1000m超の山越えを含む全長約3,500kmを走破する過酷なレース
●1997年7月4日
第1ステージ終了後
ランスにコルチゾンの陽性反応が出る
※コルチゾン⇒酸素供給を増やすステロイド
米国チームの医師は書類の日付をごまかし
「治療目的の処方だと免除を求めた」
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大会参加続行の許可は出たが、
その後、ランスは3回の陽性反応をだし同じ言い逃れをした。
●7月25日
山岳ステージを制してランスは1位でパリに到着、ゴールする。
7分以上の差をつけて圧倒的な優勝を飾った。
メディアを巧みに使いスポール界のヒーローに
ガンを克服しての復帰戦での見事な圧倒的勝利は
アメリカの人々に大きく響いた。
ランスの活躍のおかげで
「ガンは克服できる」というイメージが広まった。
更に逆境からの栄光は彼を「ヒーロー」として印象付けた。
その後もツール・ド・フランスで4連覇を果たし
彼はスーポーツ界のアイコンとなり
メディアを使いマイケルジョーダン級の成功を手にする。
手にした成功が彼を更なる巧妙なドーピング計画におしすすめていく。
次元が違うランスの巧妙なドーピング
ランスだけが積極的に薬物使用していたわけではなく、
自転車界は長年ドーピングが蔓延していたという…
1998年大会はフランスチーム全員が失格となりニュースになった。
しかし、ランスのドーピングは他とは次元が違う巧妙さだというのだ。
これには私もただただ「凄い」と感心してしまった(^^;)
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【ランスが行なった巧妙なドーピングの手口】
①まずは検出されない薬を選ぶ
※この薬は「赤血球を増やす」ため、結果的に筋肉に行きわたる酸素量が増える
②レース中のEPO運搬にはスパイや運び屋の人脈を使う
彼らはバイクでどこにでも運んでくれる
もちろん、秘密を洩らされぬよう運び屋には甘い汁を吸わせて…(ここ重要)
③検査逃れの為の巧妙な作戦
レース中の早朝、選手が宿泊しているホテルのロビーにスタッフを待機させる
⇒早朝にホテルにやってくる人物は少なく、
その中で医療バッグを持った人が現れたら検査官で間違いない。
⇒検査官が現れたら、すぐにチームに連絡
⇒部屋ではチーム医師が隠し持った「生理食塩水」を静脈に点滴し血を薄める
◆抜かりないランスの「共犯作戦」
ランスはドーピングがばれることが無いように
チームメイトを巻き込んで「チーム全体」で薬物使用をしていた。
「共犯」にしたのだ。
バレればチームが全滅という呪いをかけた。
この呪縛により彼は7連覇を達成する。
2007年 前人未到の7連覇が生んだ光と影
こうしてランスは2007年に前人未到のツール・ド・フランス7連覇を果たします。
この栄光が彼に強い光を当てると同時に強い影も生み出すことになるのです。
業界内でランスへの疑惑の目が強まることに…
7連覇後にレース引退したランスですが
だんだんと彼のドーピングを告発する当時の仲間が増えていきます。
はじめは告発者に圧力をかけ、もみ消そうとしていたランスですが…
2013年 ランスは真実を告白する
テレビ番組に出演し、ドーピングを認めたのです。
自転車界を追われ、タイトルも剥奪され、名声も地に落ちたランス
でも彼は薬でがんと闘い勝利し、薬で自転車レース界の圧倒的王者になった。
どちらも薬が与えた奇跡だったようにも見える。
生死の淵で薬により「生」を勝ち取った彼にとって
どんな手段を使っても「結果が全て」という強い思想が根付いたとしても
それは当然のことなのかもしれないなぁ…とも思うのです。
しかも、自転車レース界全体にドーピングが蔓延してたっていうし。。
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勝利、栄光、名声、欲が渦巻くのが勝負の世界
やぱり勝負の世界ってキレイごとだけじゃないんですよね。
世の中が半分白くて半分黒いのと同じで→実際は2:8かも
スポーツに清廉潔白さを観る側は求めちゃいますが
そもそもその戦い当日に至るまでに
商業化されてたり、スポーツ業界やいろいろな組織団体の思惑が絡んでいたり
「ただ選手で居続ける」だけでも命がけの世界なのかもしれないですね。
ドーピングは体に悪そうなので反対ですが
結果的にどんな形であれ後世に名を残したり
強い印象に残ったモノを見ていくと
ランスのいう「結果が全て」って言葉重いですね。
ぶっちゃけ、世の中、裏で悪いことしている奴のが
金も地位も名声も得てウハウハしているようにも思える。
世の中が「ヒーロー」を求めているってことも大きいよね。
薬が無くとも凄い選手だったんだろうってことは
私にもなんとなく変わるので、更にこの世界の過酷さを思い知らされる話でした。
では、また~☆