これは故郷シリア・ラッカの自由と安全のために
活動し続けている団体「ラッカは静かに虐殺されている」の
活動をありのままに捉えたドキュメンタリー。
はじめに注意しておきます。
このドキュメンタリーはシリアのラッカで起きている現実を
命がけで撮影した彼らの生の映像ですので
斬首や広場での公開処刑シーンや少年兵の達の様子が
そのまま画面に映し出されてきます。
モザイクやぼかしはないので
大人の方が覚悟をもって観ることをおすすめします。
2015年に「国際報道自由賞」を受賞した
RBSSの活動を追ったドキュメンタリー。
「ペンは剣より強い」と信じて戦い続けている
彼らの命がけの報道・発信からシリアに何が起きているのか?
アサド政権に対して自由を訴えたシリアのラッカが
突如 ISISの首都にされ街が黒く染まり
闇に飲み込まれていくその様子を映像でとらえ
RBSSのメンバーが命がけで国際社会に訴えている。
彼らの発信は世界各国のニュース番組でも取り上げられ
次第に人々の関心が集まるように。
注目されることでISISは彼らを反逆者として徹底マークし
RBSSとISISの真の戦いがはじまった。
彼らを探し殺そうとするISISに対してRBSSのメンバーは
武器を持たず、パソコンとネットへの情報発信で闘うのです。
HPやSNS(FBやtwitterなど)で世界中にシリアの現状を
伝え、シリアに「国民のための政府」をと訴えている。
日本の情報番組やニュースで耳にする「シリア問題」は
どこか説明的で知識の1つとして「知っておきましょう」的ですが
彼らの発信を見ていると
「これはラッカだけでなく、どこでも起きうることだな」
というコトがわかってきます。
詳しくはドキュメンタリーを観ながら
書いた結構な量のφ(..)メモメモを参考に
ここでも書き残していくかも。
どんな情報にアクセスするか?
どんな情報を発信するか?
個人の自由ですが、
そのどちらにも自分にとっても、他者にとっても
影響力があることは忘れないようにしたいですね。
「情報による影響力」は、思うよりずっと大きい。
私が酒を飲み、プリンを楽しむ写真をアップする一方で
故郷の自由のために命がけで発信している人達もいる。
あなたはスマホで何を撮影し、何を発信していますか?
その目的を意識していますか?
では、また~☆