何やて!? 映画「エリザベス 神なき遺伝子」を見てクローン人間が
人間の女性の腹から生まれたことにびっくりした後
偶然にも読み始めた本にクローン技術の豆知識(?)が書いてあった。
私がクローン人間誕生を取り扱った
映画「エリザベス」でショックを受けた話はこちら
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エリザベスを観終わってちょうど
クローン技術のページだった奇跡の本がこちら
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ここにクローン動物に関する驚きの記述があった。
私が誤解していただけですが
「倫理的な問題」で実行されていないだけで
実際にクローン技術は
「富江」とか「ブレードランナー」レベルちょっと手前まできているのかと・・
クローン羊ドリーのテロメア
エリザベスを見てうけたショックよりも
遥にでかいショックな記述があった。
ドリーはテロメアが極端に短かった。
(@。@;)
しかも肺がんと重度の関節炎を患い6歳で安楽死という結果に・・
ドリーは当時6歳のメス羊から採取した細胞を
ドナー細胞につくられたクローン羊で
この羊種の平均寿命は11~12歳だつーんですよ!
これ、すごく大事な部分じゃないですか!?
驚いてるの私だけじゃないよね??
テロメアってのは
私も最近テレビ番組で観た世界の最新整形事情ってやつで知ったんですが
「染色体の端にあり、細胞分裂のたびに短くなる」奴で
若さや寿命に関係するんですよ。
超単純に考えると
こうやって凧の脚みたいな感じにテロメアを想像してもらって
歳と共にこの長さが短くなっていき
テロメアの長さがそのまま寿命を示す・・そんなイメージです。
どうも細胞の修復機能にも関係しているようで
テロメアが短いつーことは身体の自己修復能力がだいぶ
衰えているつーことで
病気になりやすいし、不調が重なっていくのさ。
ドリーの例だけで結論はさせないけど
仮説として
もしかしてだけど~♪
もしかしてだけど~♪
自分のクローン作っても
ほぼ同時に寿命で一緒に
命尽きるんじゃね~の!?
例えばですよ、
80才の天才のクローンを作って
「後世でもその頭脳を活かしてもらおう」
なんて考えてもそのクローンは
数年の命の可能性が大いにあるわけですな。
自然がクローン人間を望んでいないからか?!
同じ遺伝子を持って生まれた双子でも
まったく違う個性の人間に育つように
大いなる自然の仕組みは変化や進化を好むから
「まったく同じ」は望んでいないのかもしれませんな。
この世界をまた一から作り直すために
細胞分裂で繁殖する単細胞動物は他に残されていますし、
その点は複雑な進化した生物よりも
単純生物でないと生態系大再生のはじまりの種に向かないですしね。
それとも科学がつくり出すより先に
もし自然が必要性を認めたらなら
「富江」人間が現れ
人類の富江式増殖が可能になる日がきたりして・・・。
クローン生物の成功率は非常に低い!?
クローンの成功率は牛やマウスやどの種においても
非常に低いんだそうだ。
公表されているもので
再構築胚のうち
無事、子として産まれるのは
1%程度。
もっとも失敗例はほとんどが
公表されないため実際の成功率はもっと低い
私が技術的にはかなり完成しているけど
「倫理的問題で創られていない」と思っていたのと
真逆のことが書いてあった・・・・。
しかも「失敗」という言葉に隠されている
失敗作とされた「科学で造られた生物」どんな状態なの??
無事に成長しなかったとか
生まれなかったとかで
かたずけられない生物が・・・とか想像しちゃうんですけど。
2049年レプリカントに怯える必要はなさそうだ
もうお客の好みにアレンジもできちゃう
レプリカント(人造人間)に怯えなくてよさそうだ。
とりあえず2049年までにはそうならないだろう。
レプリカントは怖いけど
ドラえもんは実現してほしいような・・・
科学はホントはどこまで今キテイルのでしょうか?
私の妄想も修正されながら進んでいきます。
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