自転車レースの過酷さや チームで闘う戦略に、
ライダーの限界に挑む姿にドキドキがとまらない晩酌独女BBAな私です。
ここまで「自転車レースの世界」ってすごいのか!?
と目が点になるわぁ。
ルマンで自動車レースの世界にはじめて触れた時も
私の想像以上の人の能力と技術力を見せつけられたのですが
ツールドフランスもすごい世界です!!
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スポーツチームのおかかえシェフが「どんな料理をつくるのか?」
を見たくてポチっとしてみたドキュメンタリーなのですが
結果チームの戦いっぷりにも どはまりしてみております。
- 自転車レース初心者こそドキュメンタリーおすすめよ!
- ERT.RACE.WIN#2 限界の先の結果
- Esteban Chaves・大ケガから復活したコロンビアの英雄
- 山岳を含む203kmを5~6時間で走る
- 「完璧なマシンには完璧な燃料(食事)が必要なの」
- 23日間で21ステージ闘う過酷なレース
自転車レース初心者こそドキュメンタリーおすすめよ!
私のように、もともとまったく興味なかったけど
覗いてみようかな・・って方には
こういった1つのチームに貼りつきドキュメンタリーから
レースに触れてみるのってオススメです(^^)
自然と内側を覗いているチームに親近感湧いて
レース中も応援してみちゃうので
はじめて観るのに一緒に参加している感を味わえるからです。
単なるレースの実況中継だと
ここまで楽しめなかったと思うのさ。
チームの選手一人ひとりを
カメラがじっくり追ってくれるので
選手にどんな背景があるのかも
見えてくるのです。
ERT.RACE.WIN#2 限界の先の結果
ドキュメンタリー第2話は
第一ステージの雨のコースでの大クラッシュ事故から
第二ステージの203kmのチーム走行まで
その過酷な闘いぶりをカメラが追います。
このドキュメンタリーが追うチーム
オーストラリアのオリカ・スコット。
第一ステージのタイムトライアルは
あいにくの雨の中、滑りやすいコース状況で
恐れていた事態に(;;)
時速30~40kmで柵に激突・転倒。
なんかとテーピングでガチガチに固めた脚で
第二ステージの進む選手・・・。
「限界の先の結果」というのはこの選手の言葉です。
その後もチームに様々なピンチが襲います。
でも止まらない彼らの戦いぶりに注目です。
Esteban Chaves・大ケガから復活したコロンビアの英雄
チームのエースでコロンビアの英雄
165㎝・54kgと小柄な選手ですが
山岳コースを得意とする
パワーも技能面でも優れたライダーなんだぜっ
そして、イケメンです(^^)
なぜ、顔まで整ってんだ!?
いや、一流のレベルで闘う男性はみんな顔つきがかっこいいのだ。
私が彼をここで紹介したいのは身体能力やかっこよさではなく、
レース中の大事故による大ケガで選手生命が絶望的状況から
復活し、復活後に輝かしい成績を出し続けているからです。
このドキュメンタリーの中で
その怪我した肩の様子がチラッとうつされるのですが・・・
肩が粉々やん!!!
って叫ぶレベルのケガしとった・・・。
チャベス選手自身が「10人中9人の医師にもう自転車は無理だといわれた」
と語っているが100人の医師にきいても99人が無理だっていったと思う。
自転車レースに復帰できるかどうか?じゃなく
肩が粉々で、普段の生活に復帰できるかも怪しいぞ!!
って肩してた・・・形が・・・歪に・・・
2013年に大ケガし
翌年にはこのチームと契約し
その後活躍を続けています。
レース復帰まで信じられない早さなのです。
どんだけ担当医が匠なんだよ!
そしてどんだけリハビリ頑張ったんだよ(;;)
事故当時は生死の境目をさまよっていたらしい・・・。
人間の再生力に驚かされます。
でも実際に絶望的状況から
一流のレーサーにまで復活しているのです。
奇蹟ではなく「人間の意志と努力の力」がここに。
山岳を含む203kmを5~6時間で走る
信じられないことに
山岳コースを含み203kmを
選手たちは5時間~6時間で走ります。
トップは確か5時間を切る記録だったよ・・。
チャベスで6時間くらい。
何がすげーって
6時間も自転車をこぎっぱなし!
なんだぜっ
※途中で食糧や水分補給を走りながらしてます
203kmをチャリで走る・・・冗談でしょって
思った私ですが
その速さに更に驚きました(^^;)
もう車やんけっ
5kmのマラソンでも
ゴール後倒れ込む私からすると
信じられないぜっ
「完璧なマシンには完璧な燃料(食事)が必要なの」
このとんでもないレース中
選手を食事の面でサポートするシェフだって
すごいんです!
アスリートの食事は「燃料」
そしてこの言葉っすよ!
「完璧なマシンには完璧な燃料が必要なの」
と選手たちの能力を最大限引き出すために
最高の食事を作る女シェフの情熱よ。
現地での食材探しも毎回注目よ。
選手と一緒にシェフカーでヨーロッパ中を移動し
地元の市場や農家を訪ねて食材を吟味します。
「しっかりした理念をもった生産者」がつくった食材を使う。
これがシェフのこだわり。
お金儲けのための大量生産品ではなく
生産者の情熱が込められた食材を使って
選手のための食事を作るのです。
最高の燃料でありながら
めちゃくちゃ見た目も美味しそうで
私も思わず食べたくなっちゃうぜっ
家でゴロゴロしてる私には食べるのもったいない
アスリートフードだけども(^^;)
23日間で21ステージ闘う過酷なレース
それがツールドフランスなんだよ。
シェフの戦いも23日間続くのさ。
203km走った翌日にはまた次のステージで
212.5km走るんだぜ☆
その翌日も207km・・・その次の日は160kmで
又その次の日は216km・・・とこれが23日間続きます。
あんたは鬼や!!
もう私ほどの素人で根性なしからしますと
213km走ったら翌日は休暇でしょ~とか普通に思っちゃうからね。
翌日も200km以上走るって・・鬼!あんたは鬼や!!
私が思うよりも
鍛錬し続けた人間の限界の能力は
遥にすごい領域にあるようです。
では、レースは続くので#3でお会いしましょう。