アインシュタインのドキュメンタリーが面白いよ!
「天才の脳内を覗きたい」という私の欲望を叶えてくれた。
アインシュタインの脳が本人の意に反してとんでもないことになってたよ。
私が観たアインシュタインのドキュメンタリーはこちらで紹介
何も残さず火葬してほしいと望んだ彼の意に反して
「天才脳」として数奇な旅することになる。
アインシュタインの死と遺言
1955年4月18日
アインシュタインは死去
アインシュタインは生前
「自分が死んだら火葬しすべて灰にしてほしい」と言い残していた。
自分が死んだ後も注目されることを避けたかったようだ。
ところが・・・
天才アインシュタインの脳というのは
どうやら人々を惹きつける何か力があるようで
彼の望んだようにはならなかったのです(;;)
アインシュタインの脳を持ち出した病理医
正確な死因を調べる為
病理解剖にまわされたアインシュタインの遺体。
その解剖を担当したのが病理医トーマス・ハーヴェイだ。
アインシュタインの解剖は彼一人に任されていたという。
アインシュタインの脳を手にした彼は
「天才の脳を研究し解明したい」科学者としての欲に負けてしまう。
なんと!
アインシュタインの脳を遺体に戻さず
遺体を閉じ遺族に引き渡したのだ。
驚いたことに
火葬されたアインシュタインの遺体には
眼球も奪われてなくなっていたという・・・
結局トーマス・ハーヴェイはバレて遺族に会い説明することとなる。
眼球に関してはハーヴェイではない誰かの犯行のようです。
アインシュタインの遺族の意外な反応!?
あったりまえですが
遺族はハーヴェイ医師に対して不快感と怒りを示していました。
ところが、
ハーヴェイの説得を聞くうちに
その熱意に打たれた遺族はある条件のもと
アインシュタインの脳の研究を許可したのです!
Fenteer 1:1人間 人間の脳モデル 模型 医学教育研究用 高品質 取り外し可能
どうして!?
なんで許せるんや?
と、思ったのですが遺族ももしかしたら
アインシュタインの天才の秘密を知りたかったのかもしれません。
それが世の役に立つのならって思いもあったのかも。
◆アインシュタインの遺族が出した条件
「売名や金儲け目的でない研究」
なら脳の研究を許可するとしたのです。
切り分けられた天才脳と病理医ハーヴェイの挫折
アインシュタインの天才脳に魅せられたハーヴェイでしたが
病理医の彼に脳の研究は畑違いでした。
知り合いの脳専門医に頼み
アインシュタインの脳をいくつかのブロックに切り分け
240枚のスライドを作った。
このスライドを基に
世界中の脳の専門家たちの協力を得るつもりでいたのだ。
スライドにして相手に送れるようにした。
ところが、
協力者は現れなかったのです(;;)
本人の意に反して死後に勝手に脳を持ち出したハーヴェイに
科学会も医学会も冷ややかでした。
研究は進まず、なんの成果も得られず
行き詰ったハーヴェイ医師は
アインシュタインの脳をもって逃亡した。
行方をくらましちゃったんです!
消えたアインシュタインの脳
ハーヴェイ医師と共に消えてしまった
アインシュタインの脳ですが
かなりの時を経て発見されます。
まるで脳科学の発展を待っていたかのように(^^;)
やはりアインシュタインの脳には
他の人と違う特徴がみつかるのですが
その前に彼が「なぜ天才といわれるのか?」
そこを見ていきたいと思います。
次回は「アインシュタインと科学」という点で
「天才脳」がみていたものを追いかけていきます。
では、また~☆
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