主人公が「私」(女性)に変わり、
これは…シーズン1と同じパターンになってしまうのでは?
と思っていたら、ラストが予想外でした☆
グレゴリーホラーショーは断片的にしか記憶にない作品だったので
シーズン通して見て、「こういうこと描いてたんだ…」と今わかった私です。
プライムビデオで見つけたので現在視聴中
⇓
シーズン1が面白かったので
シーズン2を見てみました(^^)
では、感想文を
グレゴリーホラーショー 第2シーズン~あらすじ
はにわサラリーマンに続き、
今回グレゴリーハウスに迷い込んできたのは
「友人の結婚式帰りの女性」です。
酷く疲れており、友人の結婚式で幸せな花嫁を見たことで
彼女の中の何かが…ここに引かれてやってきたようです。
29歳のOLの「私」は友人の結婚式に出て
かつての恋人のことを思いだしているようで…
26歳の時に彼からプロポーズを受けた「私」は
仕事が順調だったこともあり「キャリア」の道を優先、
「今は結婚できない」と断ってしまったのです。。。
それから3年経ち、今は恋人もいない彼女に思わぬ知らせが…
あの時振った彼が結婚することになったと。
しかも彼女も知る女性と…彼女の心の中に黒い靄が。。
そして、この奇妙な世界に迷い込んだせいで
彼女は「欲しかったもの」「失ったモノ」について
考え始め、「今の自分の価値」に追い詰められていくのです。
グレゴリーハウスから脱出しようと
この世界でもがく彼女が最後に下した決断とは…
シーズン1からの期待を裏切るラスト
「いい意味で」裏切られたという感じです。
『そういうラストもあるのか!』と
視聴者にも新しい選択肢が与えられたラストではないでしょうか?
生きてさえいれば、
どっちの世界で生きようが別にかまわないのです。
それにシーズン1よりも
グレゴリーの世界の仕組みがよくわかる展開に!
そういうことなのかぁと。
あの世界もまた「破壊と再生」を繰り返しているんですなぁ。
シーズン2の見どころ:子供の無邪気な悪意
子どもの天使な一面の裏側を
「無邪気な悪意」で描いています。
「私」にしつこく絡んでくる感じも…
29才で揺れる独身キャリアOLの「私」に
グレゴリーの孫のジェームズが
「おばちゃんっ、おばちゃん!」と絡んできます。
部屋にも勝手に入ってくるし、
どこに移動してもついてくる感じ(怖い)
BBAはもう独女仙人なので
29歳のキャリアOLさんの目線には立てませんが
「自分の子ども」を持ったことがない女として
他人の子と接する時に感じる「可愛い」と思う反面
どこか恐怖の存在でもある感何となくわかります。
「自分の子ども」というよりも
「子供」とガッツリ向き合ったことがないので
どこか未知の存在なんですよね。
未知ゆえに恐怖が付きまとうのです。
(BBAだけか??)
シーズン2の見どころ:グレゴリーの家族
グレゴリーとママの関係
グレゴリーと孫のジェームズの関係
なかなか面白いです。
グレゴリーがこのグレゴリーハウスのある世界は
自分が支配していると思っているふしがあるのも
チラついてきてシーズン①よりも
グレゴリーにだんだん親近感湧いてくるよ。
やっぱり、何度も会って、知る内に「親近感」って湧くもんだ。
最後にはこの家族の秘密も明かされますぞ!
「笑うセールスマン」とは似ていながらも
ちょっと方向がまた違う「大人の心の揺れ」を描くアニメですな。
なかなか大人の心を抉ってくる大人のアニメになってます。