たぶん、第14首で「原子」(アトム)の誕生を説いているようなのですが
なかなかハードな読み解きになりそうです…
解読作業そのものは第72首まで一応進んでいるのですが
ブログにノートする為にこうして前の歌に戻ってくると
また迷路に迷い込んでしまうのです…
「わかった」と思っても、戻ってくるとまた違う世界がチラリッ
◆カタカムナ第13首を詠む
声に出して、空気を振動させましょう!
【カタカムナ第13首】
スヒチニ ツヌクヒ イモ イククヒ
トヨ カブシヌ ウキフヌ マカハコクニ
たぶん、この声音の響きだけでは
まったく意味が見えてこないと思いますが
少しづつ読み解きしていきましょう☆
◆「スイチニ ツヌクヒ」一音一音の示し
※ちょっとまとめてのせちゃいますが「スヒチニ」「ツヌクヒ」に注目を!
- ス(透けて目に見えぬ状態、一方へ進む)
- ヒ(根源から出入、カが変還した最初のフトマリ「ヒ」粒子)
- チ(持続的に、凝縮)
- 二(圧力、定着、現れ)
- ツ(集まる、個々の、津々)
- ヌ(目に見えぬ力・存在、貫く、突きぬく)
- ク(引き寄る、自由な)
- ヒ(潜象カムの力の変還「ヒ」)
ここから、音を連ねて言葉にして解読を
◆「スヒ+チニ」とは
◎スヒ
⇒シヒで示された、目には見えない潜象の力「ヒ」が方向性を持って
◎チニ
⇒持続的に凝縮・圧着・定着されて
◆「ツヌ+クヒ」とは
◎ツヌ
⇒個々の粒子を貫く、目には見えない力(存在)の
◎クヒ
⇒自由に引き寄る多様性をもった「ヒ」の「クヒ・杭」となり
●「クヒ」=杭、首⁉
クヒって言葉が何を示すのか?
出だしから14首では「方向性をもったヒ」を示し、
更に⇒”個々の「ひ」はそれぞれに多種多様な方向性をもっている”
って言ってますよね。
その「ヒ」が「クヒ」となって
現象界に生成されてる万物万象それぞれの「杭」になる。
↓
「杭」=土(ツチ)に打ち込んで目印や支柱にする
「首」=支柱
万物万象を生成する「支柱」が「ヒ」の段階で
できてくるわけですな。
「ヒ」はまだ目には見えない”潜象の力”粒子段階なので
その段階でしっかり構造の柱がつくられているってことを
頭に入れてイメージしておきましょう。
潜象が現象に先立つならば
頭の中で「万物万象の生成をイメージできる」ってことが
きっと役立つ能力になる予感(‘v‘)
ちなみにこの「杭」は【不思議な世界】別件の
「未来固定変動説=ゴムヒモ理論」にも通じる話になってます。
つづく