第16首に進む前に、サクッと「カタカムナ」が説く世界のポイントまとめを
呼応するカタカムナ第14首&第15首
「神々の御名」の並びで出来ているこの2首
この2首は「現象の生命体(万物万象)」に
『ヒメられヒコされているもの』について説いている。
その「ヒメ・ヒコ」によって生命が形成され、活動できている。
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【カタカムナ第14首】では
現象(アキツ)に発生したヒコには
「イモハヤアキツ」の現象・生命を生む力がヒメられている、と説き
【カタカムナ第15首】では
そのヒメられている「根源の力」の変還や動きについて示している。
カからタした潜象アワの力が「ナギ(粒子性)」と「ナミ(波動性)」を持ち
ミクマリとなって多様なシナツヒコを発生して「カカワリ」を続け
現象のオホヤマツミとなる、と説いている。
どんどん現象化して形を形成してゆく力と
目には見えないがその現象物の中に秘められ生命力となる
潜在の力の両方が「カ」から「タ」した根源の力の変還したものなのだ。
万物万象は根源の力が変還した2つの力を持ち
常にその2つの力の粒子性と波動性によって成り立っているわけです~
◆カタカムナ15首までのポイントまとめ
- ヤタノカガミ=潜象界と現象界を繋ぐ鏡(潜象を現象へウツス鏡)
- フトマニ=正反発生・親和重合による現象化(現象の発生)
- ミクマリ=潜象アワの力を秘めた現象化粒子(エネルギーの球・塊)
この世界の万物万象は全て
カ から タ して現象界に出た「潜象界の根源の力」の変還からはじまり、
その力は正反対向発生+親和重合を繰り返して「現象化」を進めていき
根源の力「カ」は生成される現象・現象物の
核となり潜在の根源力(生命力の源)となる「カムミ」と
現象化する力を秘めた粒子「タカミ」を発生する。
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「タカミ」は生命を構成する最小単位の粒子「イカツ(電気粒子)」を発生させる。
そしてイカツの中に「カムミ」はヒコ・ヒメされている。
そのヒコヒメによって次々と変還・カカワリを繰り返し、構造性と方向性をもって
多様な「マカハコクニ」を発生し、様々な「オホワタツミ」となる。
更に現象化の力「タカミ」は次々とハコマカクニの関わり・纏まりを進め
多様な現象物を形作っていくのである。
◆予告:カタカムナの力ってなんだ?
私なりに、ここまでの解読から
「カタカムナ」が示している「創造の根源力」とは
なんなのかを「現代の知識」で考えてみた。
「オモタル」を導いた力であることに注目して
だんだんとカタカムナ人(超古代日本人・仮)が
どんな世界が見えてきたかヒントを掴んだのです。
つづく