第11首の内容、面白かったですね~
では次の歌へ参りましょう☆
◆カタカムナ第12首を詠む
第11首の内容を踏まえつつ、第12首の世界へ
まずは声にだして歌を詠みましょう☆
【カタカムナ第12首】
シヒハタ シヒフミ カムミ
アキタマトアウ カムミ
カタカムナ ノ ミソデホト
アオココロ アカクスベ アカミコト
ハナクスベ コトミチ ウタシメシ
だんだんと難解になってきております(^^;)
あんまり現代語でピンとくる言葉ないよね。
でも、細かく見ていくと…
◆「シヒハタ シヒフミ カムミ」一音一音の示し
- シ(示し、現象、司る)
- ヒ(最初のフトマニ・フトマリ「ヒ」、根源から出入、ひとつの)
- ハ(正・反、引き合う)
- タ(分かれ出る、独立発生)
- シ
- ヒ
- フ(2つ、増える、負)
- ミ(現象化の潜象極微粒子「ミ」、実、光、実体)
ここから音を連ねて言葉にして解読していきます。
◆「シヒ+ハタ」とは
◎シヒ
示されている(シ)が目には見えない潜象の根源力を秘めた「ヒ」が
◎ハタ
正・反に分かれ出て
◆「シヒ+フミ+カムミ」とは
◎シヒ
示されている(シ)が目には見えない潜象の根源力を秘めた「ヒ」の
◎フミ
「ヒ・フ・ミ」と変還を進め、2つの「ミ」となる
◎カムミ
潜象カムの「ミ」、「カとミ」のチカラの「ミ」、カムミムスビの「カムミ」
⇒万物万象を生成し、その内奥に秘められる「潜象の生命力(エネルギー)」
◆第5首の「ヒフミヨイ」の部分
第5首で唄われていた「ヒ・フ・ミ・ヨ・イ」の
「ヒ・フ・ミ」の部分が詳しく語られています。
潜象カムの「根源の力」=「カ」が
「生・反性をもった」ヒのマリとして現象化の間に出現し
それが更に「フタツのミ」になる、と云ってます。
「カ」から発生した「ヒ」⇒「フミ」はまだ潜象の力(粒子)で
それは「カムミ=潜象の生命力」になる、ですって。
このように、カタカムナはウタを詠み進めていくと
先に出てた歌の内容がより深く理解できるような造りになっています。
つづく