よ~し、カタカムナ歌の示しの解読もどんどん行くぞ~
今日から「第16首」だよ~(遅)
◆カタカムナ第16首を詠む
声に出して「音の響き」を体感しましょう☆
【カタカムナ第16首】
アメノサツチ クニノサツチ
アメノサギリ クニノサギリ
アメノクラト クニノクラト
オホトマトヒコ オホトマトヒメ
トリノイハクスフネ オホケツヒメ
この唄も日本神話の神々の御名が連ねられております~
そこに、どんな意味が示されているのか!?
◆「アメノサツチ」音の示し
- ア(感じる、生命、現象化)
- メ(思考、指向、芽、目、渦の目)
- ノ(時間をかける、変還する)
- サ(遮り、差、現象の干渉)
- ツ(集まる、津々、個々)
- チ(持続、凝縮)
では、ここからカタカムナ文字が示すように
音を重ね「纏まり」=言葉として意味を解読していきましょう☆
◆「アメノ+サツチ」を解読
カタカムナ文字が示すように「アメノ」+「サツチ」で読み解いていきます。
”アメ がノしてサツチとなる”
●アメ(命の芽)とは
「アメ」と聞くと「=天からの雨」がイメージで湧くように
潜象カムの根源の力が現象の間に出て
「カ」から「タ」して「ヒ」となり「ヨ」から「ヤ」まで進む
生命の力(根源の力)を秘めた極微の粒子なのです。
「ア」が「メ」するとは
現象化の間に出た根源力を秘めた「ヒ」粒子が
四相性と方向性を以って極限・飽和まで進み
ヨからヤへ変還すること、なんですって
アメ=(感じる、生命、現象化)+(思考、指向、芽、目)
つまりアメとは「生命の芽であり、思考が指向をもたらし現象化へ向かう」
という事の示しのようです。
この根源の力を秘めた「アメがノ(変換)してサツチになる」、
ではサツチとは?
●サツチとは
現象の間に出た根源の力「カ」が様々に変還を繰り返すことで
多種多様な現象化粒子を発生させ、それらは「差」を持ち
1つとして同じモノは無く、その「差」故に力が様々に関わり作用する。
そしてこの差により起こる力の作用「カカワリ」によって
全てのもの(万物万象)が発生する、という事を示している。
ということは「サツチ」とは差によって生み出される
万物万象であり、生成される物質を示しているといえる。
◆「クニノ サツチ」音の示し
- ク(引き寄る、自由な)
- 二(定着、圧力)
- ノ(時間をかける、変還する)
- サ(遮る、差)
- ツ(集まる、津々、個々の)
- チ(持続、凝縮)
アメノサツチと対を成すように登場する「クニノサツチ」
これは一体何を示しているのか!?
◆「クニノ+サツチ」を解読
”アメノサツチが更にクニノサツチになる”と云うてるようです~
「クニ」=引き寄る、自由な、定着
つまり「クニ=粒子が集まり形を形成する」ことを示しています。
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アメノサツチが更に「形をもった現象物=物質に成る」と言ってる(たぶん)
ということはクニノサツチ(形ある現象物)には
アメノサツチが秘められているということかな。
◆日本神話におけるアメノサツチ・クニノサツチ
日本神話におけるこの御名を持つ二神が、どんな神さまかというと
⇓
大山津見神とノヅチの神によって生み出された
「山と野の神々」の中の一対です~
たぶん「天地の砂土」の神霊なのでしょう。
14首で登場した「家宅六神」でも「土と砂」の神が最初に登場したので
非常に重要なモノであることが読み取れます。
土と砂は大地との接点で地表を覆う「界面」なのかもしれない。
その界面から出た最初の粒子の象徴なのかな~
つづく