第2首は超短いけど、それ故に解読が難しいのだ。
「カミ」という音が出てくるが、「神」ではないのさ~
カタカムナはどこまでも「古代の物理」なのだ。
その面白い表記と、唄われている内容!
これは「日本の古代謎解き冒険」なのだ~いくぞ~
◆まずは第2首を詠もう!
文字よりも先に「音」があったはずなので
唄を詠んで「音の響き」を味わいましょう。
和歌・短歌・俳句のリズムで
【カタカムナ第2首】
ヤタノカガミ カタカムナ カミ
「ヤタノカガミ」の部分は前回読み解いたので
次の「カタカムナ カミ」を見ていこう~☆
◆解読:カタカムナ カミとは?
第1首で「カタカムナ」の解読は触れたので
今回はまた1文字づつの意味をひろい違った角度で見ていこう☆
こうやってその言葉の示す世界が拡大していくのさ~
「カタカムナ」=(万物万象の)創造の力、創造原理
とざっくり第1首の解読で触れました。
今回はもっとシンプルに私が一番最初に「カタカムナ」を知った
きっかけとなった本にあった「音毎の意味一覧」から意味を紡いで見ます。
⇓
この本にのっていた1字毎(一音毎)の意味一覧より
- カ(チカラ)
- タ(分かれる)
- カ(チカラ)
- ム(広がり)
- ナ(核、重要なもの)
「カタ=チカラが分かれる=分裂」
「カム=チカラが広がる=膨張」
ふむふむ、「カ」の分裂や膨張で「核となる重要なものができる」
ということなのか、もしくは
⇓
宇宙に満ちる力を指しているのか!?
”この世界に働いている力”を示しているのは間違いなさそうだ。
んで、「カタカムナはカミ」だと唄っている。
「潜象のチカラの<カ>」+「現象化のチカラ<ミ>」だと。
◆第2首の解読まとめ
ヤタノカ=カミで「ヤタノ鏡」が出現し
そこで働く力はやはり「カタカムナ」であり
その「カ=チカラ」とは「カミ」なのだと唄っている。
カとミのチカラが1つになっている「カミで1字」なのがポイント!!
このようにカタカムナ文字は1音1音毎に深い意味を持ちながら
さらに繋がり1つの象徴文字を描いていきます。
音を紡いで「言葉」が生まれていきます。
これに慣れないと第9首からの解読がより難解に(^^;)
つづく