では第32首の解読へ
◆カタカムナ第32首を詠む
声に出して音を響かせ内容をイメージしましょう☆
【カタカムナ第32首】
アマノカミ アメノヨロヅ クナギノタマワケ
アヤクメシコネ カムツミ シヅマリヌ
イツノタテカム アワナギ カサネ
アハヂノ ホノサ ワケ シマ イヨノ イヤシロチ
遂に「イヤシロチ」の示し来たぞ~
では出だしの「アマノカミ」から解読を
◆「アマノカミ」一音一音の示し
- ア(感じる、生命、現象化、はじまり)
- マ(受容、間、真、現象界の間)
- ノ(時間をかける、変還する)
- カ(ちから、根源の力)
- ミ(実、身、光、実体、生命力の実質)
では、ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆「アマノ」+「カミ」とは
”生命・現象の間(アマ)で変還していく「根源の力」(カ)が実体(ミ)化し”
と一音一音の示しから読み取れます。
でもカタカムナ文字の示しを見ると「アマノ」+「カミ」となっているので
「カ⇒ミ」への変化を示して言うというよりも
「カ+ミ=カミの生成力(現象化力)」ということでしょう。
生成力・現象化力のフトマニ
=潜象の力「カ」+実体化の力「ミ」のことで、これは
- ヤタノカ+フトタマノミ
- 潜象カム界の力(アワ)+現象アマ界の力(サヌキ)
- タカミムスビ+カムミムスビ
のことを指しており、すべてを丸っとひっくるめて「カミ」となっている。
現象界の万物万象を生成・維持・変化させる力なので、
細かい部分は吹っ飛ばして
イメージしやすくするなら「神の力」という解釈もできるね。
”アマ現象界に出現・変還した「カミ」の力”
まずはこう理解して先に進もう。
◆アマノカミ~天の神
「あまのかみ」の音は現代日本語でも
すぐにイメージが浮かんだのではないでしょうか?
”天の神”
これが「全ての神々」を指すのか…
日本神話の世界からイメージするに「天津神」のことかな。
次に来る音が「アメノヨワロヅ」なので
「天の神」が「天と地の万物」を創造していく解説がはじまる予感ですっ
アメの音が「天」と「雨」を示すことが
とても興味深く
現象界における生成エネルギーで可視なのは「水」であり
全ての空間を満たしているのも「天=雨」に感じます。
天の意を示す「現象エネルギー」の始原は水(海水・雨)に在るのかもしれません。
つづく