第30首を歌として詠んだ時に
私の中に湧きあがってきたイメージによる強引な「まとめ」になります。
◆カタカムナ第30首を詠む
声に出して音を響かせ内容をイメージしましょう☆
【カタカムナ第30首】
トヨクモヌ フツサカルツミ フトナシメシウタ
マリタバネ カブシウキフヌ マグルマリ
ウヒチニホロシ カタカムナ タカマカムスビヌシ
イモイククヒ カミワクサトリ
長いんですけど、声に出して詠んでいくと
現代日本語にも通じる景色が見えてきませんか?
◆雷雲&雷の発生のイメージが湧く
このウタをくり返し詠んで
「トヨクモヌ フツサカルツミ」で
湧いてきたイメージが「雷雲と雷」でした。
んで、雷の仕組みを知ると
そこに「この現象界での力のカカワリ&エネルギー発生の仕組み」が
示されているんじゃないかって思えてきたのです。
雷発生のしくみについては、こちらの「ゆっくり解説動画」がわかりやすいです。
雷雲の中で起きる粒子のカカワリ…雷発生のメカニズム
ここに現象界における力のカカワリ・エネルギー発生の仕組みのすべてが詰まってるんじゃない!?
第30首の「カミワクサトリ」で
この現象界における力のカカワリ、極微粒子のぶつかり合いからの高エネルギー発生
粒子のカカワリによる形態の変化などのすべてが示されてるんじゃないか。
こういった現象界のすべての物が持つ電気磁気作用、それが現象化の根源にあるんだぜと。
だから「現象化を起こしているのは電子」っていうわけかぁ。
雷のイメージが湧くと余計に『ウヒチニホロシ』の部分が気になるのです。
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◆現象界には生成盛んな地がある
全ては「相似象」だとして
潜象過渡で起きている「根源の力~現象化の力が湧く」というのが
雷現象と同じ構造だとしたら
雷雲が発生しやすい条件=「時期・地(場所)」があるように
現象界にも「生成が盛んな場」があるに違いない。
そのことを第30首も示している気がする。
それが「ウヒチ」なのかな、やっぱり。
カム潜象界からアマ現象界に「ヒ」が盛んに湧き出続ける場(界面)かぁ。
日本の場合それが「神社」が置かれている地(場)なのかもしれませんね。
雷発生には見事に「火(日)、風、水、土」の4元素が関わっているのです。
(第31首へつづく)