「オホ」に次ぐ「オホ」の応酬!
「オホワタツミ」「オホヤマツミ」~「オホ」は日本神話から見ても
重要な音の響きを持っているようです。
◆カタカムナ35首を詠む
声に出して音を響かせイメージしましょう☆
【カタカムナ第35首】
イハツチヒコ イハスヒメ ツミ
アメノフキヲノ オホヤヒコ オシヲ
オホトヂカサネ ワタヒメ
ハヤアキツ マノヒコヒメ
では、解読を進めよう。
◆一音一音の示し
2つに分けてみていくよ~
「オホトヂカサネ」
- オ(奥深く、広がる環境、六方環境)
- ホ(引き離す、ほぐす、正反発生+正反親和)
- ト(重合、統合)
- ヂ(凝縮、持続的に)
- カ(根源の力、ちから)
- サ(差、遮り、現象の干渉)
- ネ(根、充電・充たす、見えない地中でエネルギーを受けるも地上では見えない)
「ワタヒメ」
- ワ(環、輪、和、調和)
- タ(分かれ出る、独立発生)
- ヒ(根源から出入、最初のフトマリ、1つ)
- メ(芽、思考、指向、渦の目)
ここから音の纏まり「ことば」にして解読を
◆オホトヂカサネとは
カタカムナ文字の表記を見ると
「オホ」「トヂ」「カサネ」になっております。
どうやら直前にある「オシヲ」に「オホトヂカサネ」と掛るようですな。
そうイメージしながら読み解いていきましょう。
「オホ」とは
アマ界の間=現象化の環境場(オ)のことで、
この環境場は”正反発生+正反親和”(ホ)の性質をもつ。
”その「オホ」の重合(ト)が持続(ヂ)され、重ね(カサネ)られて”
⇓
◆ワタヒメ とは
ワタ性を秘めた「ヒのメ(芽・指向・思考)」をもつ
⇒ハヤアキツ マノヒコヒメになる…と続くようです(‘~‘)
「ワ」⇒和、環、調和
「タ」⇒分かれ出る、独立発生
故に、「ワタ性」とは『 融合分離性』といったところでしょうか。
融合分離性を秘めた「カサネ」って何でしょう?
⇓
◆ワタ性をヒメた「カサネ」とは?
ここで「カサネ」という音の響きを
「重ね」ではなく「カ+サネ」という方向から見ていくと
⇓
「さね」の意味を検索すると『実・核』と出てきます!
”モノの中心にある固いところ”
”板と板を繋ぎ合わせる時、片方につける突起部分のこと”
実に興味深い、オホトヂによって
「カサネ=根源のカが現象の実・核を生成」するって云うてます~
その「カサネ」は「力の差によるカサを生む根」でもあり
そのために「ワタ性をヒメてる」ってわけです。
個々の現象・現象物となる「核」がオホトヂカサネによって生成され
それは「融合分離性を秘めたヒのメをもつ」というのです。
万物万象、すべてのものの中心(内奥)にはワタヒメのカサネがある
ってことですよね。
それを「アマノミナカヌシ」というのか!?
(つづく)