遂に第7首の最後の一節だぜ~
たぶんこの世界の法則・創造原理をこの第7首がたった33音で示している。
日本語すごいぜ~ 音の響きが連なり唄になり、そこに物理が込められている(?)
◆カタカムナ第7首を唄う
和歌・短歌・俳句をよく感じで
普通に詠むだけで唄っぽくなります(^^)
【カタカムナ第7首】
マカタマノ アマノミナカヌシ
タカミムスビ カムミムスビ
ミスマルノタマ
勾玉の 天之御中主 高御産巣日 神産巣日
ときて最後に「ミスマルのタマ」と結んでいるのだ。
陰陽の勾玉と造化三神の関係を解く最後の一節に注目ですっ
◆「ミスマルノタマ」一音一音の示し
- ミ(光、実体、実、身、生命力の実質)
- ス(一方へ進む、透けた目に見えぬ状態、渦の持つ推進力)
- マ(間、真、現象の間、空間、受容)
- ル(留まる、止まる、湧きだす)
- ノ(時間をかける、変還する)
- タ(分かれる、独立発生、正反親和の状態で発生)
- マ(間、真、現象の間、空間、受容)
日本語の感覚として
「ミスマル ノ タマ」と音のまとまりになっていると思われる。
「ミスマルのタマ」ってことですかね。
◆「ミスマル の タマ」で解読
「ミスマルのタマ」とは何ぞや?
前の部分を考慮すれば
⇓
●マカタマ ノ
「陰陽の勾玉=生命の源」
「現象の間に現れた根源の力」
が変換した
●アマノミナカヌシ
「万物万象を生み出す根源の力(宇宙の根源創造力)」
というのは
●タカミムスビ カムミムスビ
「現象化の力」と「潜象の生命力」の2つの生成力が
重合したもので
⇓
それは「ミスマルのタマ」である。
と唄っている。
「その実体は透けて目には見えないが
間に留まり回転運動をするミの球(粒子)」だと云っている。
◆第80首に向かいどんどん理解が深まっていく
今は「ぼんやり」しているかと思いますが
唄を詠み進めていくと
だんだんと「何を云っているのか?」
もっとはっきりと見えてきます。
すべては「タカ・カム」の根源の力
左旋と右旋の重合からはじまるの
そして万物万象の創造の中心にも、生成された万物万象の中心にも
「アマノミナカヌシ」が目には見えないが内奥に潜在しているという。
それは「カ」+「ミ」であり
こちらを回転運動させた時に現れる「中心点」でもあるらしい。
つづく