アメノ「糞蒸す」…んなわけないか？
◆カタカムナ第76首を詠む
※声に出して音を響かせ感受しましょう
カムナガラ アマ ワレマ アメノ クスムス オキ ヤホマ
カムウツシ スベカエシ フナコロシ カムナガラ ア ナ アマ
ハユ ユツ コナ カムミマリ アメノ コトミチ ヨミ カムアマ
◆一音一音の示し
「アメノ」
- ア（感じる、生命、現象化）
- メ（芽、発芽・発生、目、力の渦目、指向・思考）
- ノ（時間をかける、変遷する）
「クソムス」
- ク（自由に、引き寄る）
- ソ（外れる、環境、それぞれの）
- ム（無・無限の、広がり、六方環境から蒸す＝立体化）
- ス（一方へ進む、透けた目にはみえない存在・力）
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆アメノ クソムス とは
「アメノ」＝アメ（生命・現象の芽＝生命核）が持つ、時間と共に変遷・変化する力
つまりは「アメ」が持つアマに於ける変化・繁栄の力や能力（性質）を指して「アメノ」といっているんだと最近やっとわかりました（遅）
なので、そのアメノ「クソムス」の力（性質）がどんなものかを考察していきます。
不思議なことに一字表記で「クソムス」の4音が示されています。
だから「自由に引き寄り（ク）環境にそれぞれ適応し（ソ）蒸す＝立体化（ムス）」という一音一音の意味を並べつなげた意味だけではなく「4音の結合」にもっと強い意図が仕込まれているはず…
「クソムス」＝クソを産巣日（産霊＝ムスビ神の力）
であろうと、私は思うんですよね。
んで、ここからは古語辞典を引きながら至った私的超意訳へ
↓
◆私的意訳①奇素産巣（日）
- ク＝奇魂の「奇」→つまり「霊妙なるモノ」
- ソ＝「素」ありのままの、染めてない白、物事を成り立たせる根源たるもの
つまり「くそ」が示すのは「霊妙なる・万物万象を成す根源たる素」で
↓
アメにはその「奇素」を生成する「産霊（ムスビ）」の力（作用）がある、と「アメノクソムス」で示しているのです！
アメはカムと繋がる「四次元ポケット」的な力が濃いですな。
◆私的意訳②くそ結び
私の祖父母や両親は「固く結ばれていてほどけない結び目」のことを『くそ結び』といってたんですよね～
だから、もしかして「クソムス（ビ）」って『絶対にほどけないくらい固く結合する』っていう、「強結合力」を示しているんじゃないか、と思ったんです。
これが何を示しているかを具体的にイメージするなら
こういう力をアメが持っているよ～って教えてくれてるんじゃないか、と。
◆私的意訳③奇其（背）産巣日
古語で「そ」が持つ意味を探ってみると
「そ＝其（それ）」を示すということがわかったんですよ。
それに「そ＝背」という意味もあるんですよね。
↓
そこで私は「奇・く」が前にあることから、こう考えたのです。
”「霊妙なるもの＋其」を発生・生成する力（ムスビ）”
これって「我の間」に「其」と認識できる、我以外の「他」の出現を示しているんじゃないか、と。
いうなれば自分の外側に広がる環境や我以外の存在を認識する意識の発生じゃないかと思ったんです！
ひいてはこれが「我間」の結合＝「我という意識・存在」を固く結合していくんじゃないかって。
（つづく）
