カタカムナの「ウタヒ」80首のほとんどが中心図象は「ヤタノカガミ」
※この(↑)図です
でも、第18首は中心図象が「フトマニ」なのです~その意図とは!?
かなり、意図的であろうことなので
第18首の中心図象が「フトマニ」である点について
考察しておきたいと思います~
◆カタカムナ第18首を詠む
声に出して詠んで、そこに示されている内容をイメージしてね~
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【カタカムナ第18首】
カムアシキネ アマタマノムカヒ
アマクニムカヒ トコタチ
中心図象と示されている内容にご注目!
◆第18首は「この世界の幾何学的な構造」の示し
カタカムナのウタヒの殆どは第17首のように中心図象は「ヤタノカガミ」です。
ところが、第18首は「示している内容」は第17首の内容に重複するものですが
中心図象は「フトマニ」なのです。
第17首と第18首で「現象化の間」についての示しにどんな違いがあるのか?
このウタの基礎に「フトマニ」図があるならば
このウタの示しというのは、この現象界の構造の「数学的、幾何学的な法則性」を
説いているのだと思うのです。
この形状から見ても
外円が「カとミ」による創造物・生成物の象徴だとして
その中にある直線が交わり造る図形は「骨組み・構造」に見えますよね。
そしてそこにはきちんとした「法則性」が働いており
それは「神聖幾何学の示し」と一致するのではないでしょうか。
自然界に幾何学模様(法則)がたくさん見られるのもそのためでしょう。
◆中心図象フトマニとカタカムナ数字
カタカムナにも「音の示し」だけではなく
「数字」があるらしくその表記がこちらなのです。
”フトマニ図は数字の世界を示している”
って思いませんか!?
「ヤタノカガミ」図の方を考察した時に
上の図のような「力の動き」を示しているのはないか?
と云いました。
この現象の間に働く力が様々に
関わり合いながら現象物を練り上げていく様子を
中心図象ヤタノカガミのウタヒは説いているんだと思うんですよ。
それに対して、中心図象フトマニのウタヒは
様々に動き関わる力たちの面からではなく
「そもそもこういった構造・法則性の間」だよ~って示している。
現象の間や生成物の内部にある骨格や構造を示してくれているのでしょう。
◆中心図象は見る方向を示す
カタカムナ文字は「立体」で、示された歌も実は立体の渦で
示されている内容も「多面性がある」だろうと、述べてきました。
中心図象フトマニの歌の場合の「見る方向」(見ている方向)が
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こう、何だと思われます。
このカタカムナ立体を上から見ると
ヤタノカガミになる。
第18首まできて、神聖幾何学の世界とがっぷりつながったようで
うれしかったので思わずφ(..)メモメモしました。
つづく