プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【古事記を読む】古事記・序文⑩夢に覚りて

「夢に覚る」、夢とは記憶の残像ではなく もっと深い意味があるかもしれません。

カタカムナの解読、日本語の響き・創りを追ううちに「古事記の解読」にまで手を出しはじめた私です。古代の智の鍵ぽいからね。

 

日本人なのに今までちゃんと「古事記」を読んだことがなかった…ということを今になって「もったないことしてた~」と後悔中、でも今読んでるからOK~

 

カタカムナに触れてから、古事記をよむとめっちゃ面白いです!

では、解読の続きへ~序文の第11・12文いくよ~

夢に覚りて神祇を敬ほたまふ。所以に賢后と称す。

古事記・序文より)

これは崇神天皇についての記述です。どんな内容かというと

崇神天皇(御真木入彦印恵命・みまきいりひこいにえのみこと)は、夢で信託を受け、天津神国津神を敬い祀った。

そのため、民(人々)は賢明な天子と称えた。

 

この文の「読み音」を確認していきましょう。

”夢(いめ)に覚り(さとり)て 神(あまつかみ)祇(くにつかみ)を敬ひ(ゐやまひ)たまふ。所以(これゆゑ)に賢后(さかしききみ)と称す(まをす)。”

 

ここで私が注目した言葉・音のヒビキがこちら

  • 「夢・いめ」=夢に覚りて
  • 「神・あまつかみ」=天神(天を司る神、天照の子孫)
  • 「祇・くにつかみ」=地祇(地を司る神、地の神、国土の神、スサノオの系譜)
  • 「賢后・さかしききみ」=賢い天子(后=天子、君主)

やはり、古事記では天神と地祇をきっちり分けて書いている。

ただ「神」と一つに括るのではなく、天と地の神には明確な「分」がある。

我われが「天神地祇の加護の下に暮らしている」と勘違いしているだけで、実は我々が暮らす世界は「地祇」の領域だけなのかも。

 

崇神天皇のことを「賢后」といっているのか?

「后=きみ」この字は女性に使われるものだと思い込んでいた私です。

調べてみると「后=こう」には「天子・君主」という意味と、「きさき=皇后」という天皇の正妻、中宮の意もあるそうです。

 

古事記の序文のここで「賢后」と記された意図を考えてみると、崇神天皇だけではなく、その后である「皇后」や二人の御子達を含め称えているのではないかと思われます。

 

この場面で重要なのは「夢に覚りて」だと思うんです。

「夢」は神々・天界からのメッセージ=神託だということは、夢は神界と繋がる特別なものってことですよね!? もっというと夢は「別天津神の界(=一元、大玄霊)」にも通じているということじゃないか、と。

 

そういった意識・意図をもって身心を清めて眠りに入った時、そういった「夢界」に入れるのかもしれません。さっそく試してみます(^^)

 

(つづく)

 

 

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