「メンター」を連呼する奴は胡散臭いと思っているプロ独女みつまるです。
ですが、「1万時間の法則」のK.アンダーズ・エリクソン氏が
良きメンターの必要性について述べていたので
ここは素直に「良きメンター」についてみていこうと思います。
「1万時間の法則」で有名なアンダース・エリクソン
↓
- 作者: アンダースエリクソン,ロバートプール,Anders Ericsson,Robert Pool,土方奈美
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/07/29
- メディア: 単行本
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以前、お金の勉強している時に
意識高い系の人たち(女性だとキラキラ系、男性だとネオヒルズ族系っぽいひとたち)が「メンター、メンター」やたら言っているのを聞いて「むむむっ」と思っておりました。
覚えたてのカタカナ言葉を使いたい人達・・・。
- 多用されすぎたことでその本来の意味を無くしてしまった「カリスマ」
- 沢尻さんの話題が出た時に誰よりも先にいうことが流行っていた「ハイパーメディアクリエイター」
- 日本語で言ったほうが速くない?な「エビデンス」
- 「ビジョンが大事なんだよ」と大げさな身振り手振りで語られる「ビジョン」なんなら「ヴィジョン」
などなど、私の中ではこんな類のものとなっておりました。
「師匠でええやん!」(※みつまる心の叫び)
とはいえ、エリクソンさんが言うてますから
耳を傾けてみましょう!
一流になるには良きメンターが必要!
アンダース・エリクソン曰く
何らかの分野の第一人者になるには
方法は1つしかない。
↓
『良きメンターにつくことだ』
エリクソン曰く「良き指導者」ってことね。
なぜ良きメンターが必要なのか?
理由はを聞くと納得です。
自分の目指す分野で活躍しいている先輩達が
「経験した失敗」から学ぶ方が早いから。
これまでにも失敗が成功の種であることは書いてきましたが
自分より先を進む人で結果を出している人の経験から学ぶというのは
とても効率がいいですよね。
特に失敗に関して先に知っておけば同じ失敗を自分は避けることができます。
あなたがつくべき良きメンターとは?
エリクソンのいう良きメンターの必要性が理解できれば
「良きメンター」がどんな人か見えてきます。
目指す分野で先を行き結果を出しているメンターの
「経験と失敗から学ぶ」わけですからこうなります。
↓
- 自分の目指す分野で成果をだし先行く人
- 多くのチャレンジと失敗を経験している人
- あなたが憧れや尊敬の気持ちを持てる人
- 指導が上手で活動を楽しいモノにしてくれる
指導が上手というのは右脳左脳のバランスよく
経験からの学びを論理的に説明してくれる人だと学ぶ方も
理解しやすいと思います。
感覚派の人は自分ではわかるけど人に説明が苦手な場合が多いのです。
メンターにしない方がいい人
良きメンターさえわかっていればいい話ですが
注意しなければいけない事例も私は何人も見てきているので
書いておきますね。
「メンターが必要だよ」とメンターの必要性を熱く語った後に
こっちがまだ頼んでもないのに
「私について来れば大丈夫」とか
「私のメンター(師)を紹介するよ」って言ってくる人は
100%やめた方がいいです。
なぜならば
その分野で結果を出している第一人者や一流の人というのは「忙しい」からです。
まだ関係が浅いのに自分から
「教えてあげよう」なんて言ってくる暇人は
- 詭弁家か
- 詐欺師か
- 勘違いナルシスト
である確率が相当高いです。
大成功をおさめもう自分がやるべきことはやりつくし
「将来を担う人材育成」に力をいて活動している方に才能や素質を見込まれて・・
という場合も稀にあると思いますがその時は実績や成果を見て判断しましょう。
一流の人たちの師弟関係から学ぶ、良い弟子のあり方
ここまで読んでいただいて
「良きメンター(指導者)」というのは
その方の経験や失敗、そこで得た知識から学ぶわけです。
手取り足取り
全部支持してくれる人ではないのです。
一流アスリートだってコーチや監督の指導を得ていまっすが
どこまでも行動し努力を結果に結びつけるのは本人の練習量です。
「教えてもらってからやる」のではなく
自分でやれることはすべてやって
得た結果を検証し改善しまた行動してみて
それでもどうにもできない時に助言をもらう、くらいの気持ちでいきましょう。
「白紙の状態でゼロから手取り足取り教えてください」
で教えてもらっても自分の力が伸びないし
たぶんあなたが望むようなメンターからは受け入れられません。
複数のメンターを持つ利点
最近読んだこちらの本には、こう書いてあります。
「有望な弟子こそ、多くの師を持つべき」
その理由として
ひとりの師にだけついていると
その師匠の模倣コピーという自滅的な道をたどってしまう危険性があるからと。
私が以前読んで感銘を受けた本の著者は
世界の偉人を3人メンターにしていました。
彼らの書いた本から彼らの学びを得ていたようです。
私も数冊メンター的に
何度も読み直ししている本があります。
心から「こんな人になりたい」「この人のもとで学びたい」と
おもう人物に出会えるってホントにすごいことですからね。
まずは「良きメンター」を見つけましょう。
偉人たちの残した本から学ぶのもおすすめです。
でもやはり今の時代を一緒に生きて
生の意見や思想に触れられる生きた師匠を持ちたいですね。