プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【理不尽な現実攻略法】外交的な人と内向的な人はどっちが人生得か?

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今の時代、外交的な人の勝利でしょ?!

外向的と内向的ではなく「外交的な人と内向的な人」で見ていきたいと思います。

どうも~リアルな生々しい現実を観察してルール確認している

リアル人生ゲームプレイ中のプロ独女みつまるです。

 

 

今までは「自分が正しいと思うルール」で生きてきたんですが

かなり自分の理想と感情のフィルターで現実を歪んで把握しておりました。

反省、するとともに

統計や研究データや研究論文から現実を見直し中ですが

なかなか面白くて夢中です。

 

この「リアル人生ゲーム攻略」シリーズでも

  • ずる賢い私利私欲に生きる嫌な奴の方が人生得をする(ただし短期的)
  • 無私無欲は聖人ではなく愚か者として搾取される人生を歩む
  • 8:2のギバーが成功者ゾーンに多い
  • 人間関係を整える
  • 人付き合いの基本「しっぺ返し戦略」で
  • 人は協力し合うと創造力が掛け算になる

といろいろ学者の研究データや論文から見てきました。

 

今日は私も以前から気になっていた

外交的な人と内向的な人が結局どっちが得なの?

って部分に迫っていきたいと思います。

 

 

 

外交的な人は内向的な人より稼ぐし幸福度も高い

 

社会学者や心理学者の研究結果によれば

「外向的な人は内向的な人より お金を稼ぎ、

出世し、新しい仕事も見つけやすく幸運で幸福度も高い」

そうです。

 

私は日本社会でしか過ごしていないので

日本社会で生きてきて見た感じでは

日本人の場合の「外向的」ではなく

「外交的」な人にすると納得しやすい。

 

外向的=興味関心が自分の外側に向かう

外交的=人との付き合い、繋がり・コミュニティ・人脈を大事にする、承認欲求強め

 

私の中での言葉の解釈の違いです。

本当に興味のありどころが外部に向かっている人ではなく

上記の研究結果に当てはまるのは

自己利益を頭においての対人関係を上手に築ける外交的な人達でしょう。

 

そういった意味で言うと

内向的っていう解釈も厳密には違うかもしれませんね。

ただ人付き合いは苦手だけど

自分の興味関心、やるべきことに集中する人と言ったほうがいいかな。

 

人が協力したほうが創造も利益も幸福度も高いんだから

人と繋がることが上手で人間関係を上手に扱えるひとのが

得が多いのは当然といえば当然ですよね。

 

ただし、天才や各分野の一流の人と言うのは内向的な人が多いのも事実。

自分はどっちだと思い、どっちになりたいと思いますか?

 

 

「浅く広い繋がり」の大きなネットワークが最強

 

外交的な人の方が人生得と言いますが

それは結局は人と人の繋がりから受ける恩恵の影響ですよね。

 

でもその人と人のネットワークは

「より多くの人と深い人間関係を築く」というしんどいモノでなくていいんです!

 

 

転職―ネットワークとキャリアの研究 (MINERVA社会学叢書)

転職―ネットワークとキャリアの研究 (MINERVA社会学叢書)

 

 

 

社会学者マーク・グラノヴェッターが唱える

弱い紐帯の強み」説によると

 

⇒チャンスが親しい友人からもたらされることは意外に少なく

 つながりの薄い知り合いを多く持つ方がチャンスに恵まれる

 

そうです。

確かにこの話はいろいろな本でも出てくるので私も知っていました。

 

日頃の親しい仲間や深い付き合いの人というのは

自分と同じ情報圏内であることが多いので

つながりの薄い知り合いの大きなネットワークから

得られる情報の方が自分の未知の情報が入手できそうですよね。

 

また近しい関係というのは

良くも悪くも比較対象になってしまい無意識のライバル心や

同調圧が足かせや障害になることもありますからね。

 

つまりですね、無理して

コミュニケーションの達人にならなくともいいわけです。

多くの人と深く関わるコミュニティーとか

もうめっちゃ気が重いじゃないですか?!

想像するだけで人間関係めんどくさそう・・・ですが

浅く広くでいいんですよ。

 

「あ~どうも~お久しぶりです」くらいでいいのよ。

ってことはですよ

別に無理して外交的にならなくてもいいじゃないか!

 

 

内向的な人の強み:天才や一流の人は内向型の人が多い

 

ゴッホにしてもチューリング博士にしても

テッド・ウィリアムズにしても

天才や一流と呼ばれる人は内向的な人がほとんどなのです。

 

内向的な人は興味ある専門分野でエキスパートになれる確率が

外交的(外向的)な人よりも高いのです。

 

一流の音楽家(バイオリニスト)を調査した

フロリダ州立大学教授のアンダース・エリクソンの研究によると

Q:技量を磨くために最も大事なことは何か?

この問いに90%の演奏家がこう答えたそうです。

A:独りで練習すること

 

またスーザン・ケイン著:「内向型人間の時代」でも

遅咲きだが創造的な天才になるのは、嫌われ者オタクだという。

生涯情熱を注ぐ対象になるモノだけに

誰にも邪魔されず気をとられず一途に没頭することが天才をつくるのだ。

 

 

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

 
内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える (講談社+α文庫)

内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える (講談社+α文庫)

 

 

「外向性は個人的な熟達度と負の関係にある」と題する研究でも

外向的であるほど注意力散漫になり業績が落ちるという結果がでている。

 

デビッド・ヘンリーによれば

トップアスリートの約9割は自分のことを内向的だと認識しているという。

 

 

外交的でも内向的でも得する方法

 

結論:どっちも自分の特性を活かして協力すれば得をする

 

私がいきついた結論はこれ。

外交的は人は多種多様な広いネットワークを持つことで

情報通になり得も増える。

本当に人好きな人なら、そこで友人が増える事が既に幸福満点だしね。

 

内向的な人は人付き合いが苦手なら

そこをバサッと捨てて自分の興味ある専門分野に集中すれば

一流になれる。

 

これからは個の強さがより問われる時代と私は思っているので

内向的な人は外交的な友人をひとり持つだけで最強になるはず。

 

外交的だけど信頼できるギバーかマッチャーの友人ひとりいれば

その人を通してのつながりができるから。

 

どっちつかずが一番損することだけは確かなようだ。

 

でもね

実は有益な広いネットワークを築いている中心人物は

自分のことを内向的って思ってるひとだったりするんだよ。

このお話はまた今度。

 

私は30代までは一生懸命「外交的」であろうとしていた。

人に囲まれ、多くの知り合いがいることが人間力だと勘違いしていたので。

今は自分が興味事をしつこく掘る「内向型」と自覚できています。

 

友達多いこと

休日には誘いが多く予定が埋まっていること

ワイワイ楽しく暮らすこと

これを魅力的な人間と長い間勘違いしていた私です。

一見すると主人公っぽいが実はモブという罠。

 

痛み半端ない!

 

 今は人生の愉しみ方わかってきたよ。

 

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