めっちゃ爽快でクールな映画でした。
日本の刑事ものの「ベテラン刑事」風なおちゃんも活躍するし~
【映画ヒットマン~感想】
どうして、そこにバーコードを彫るんや、目立ちまくってるぞ!!
(※ふつう耳裏とか首後ろ下の服襟で隠れる処じゃないんか~)
ぶっちゃけ、観はじめた時は「あーよくあるパターンの暗殺者モノかぁ」なんて思ってみてたんで このバーコードに関する疑問しかなかった。
表向き孤児院→実のところ暗殺者育成施設(使い捨ての名無し暗殺者を生成)→莫大な報酬で動く暗殺組織が世界中から闇の依頼をうけまくる、こんなよくあるパターンかと。
ところがですね、ある女性を拾ったところから、ちょっとだけ雰囲気が変わるんすよ。
無感情に育てられた暗殺者であろう47番が変わりはじめるすよ。
そもそも表向きとはいえ、教会が運営する孤児院で育っているので、暗殺訓練の日々の中でもどこかに神は信じないけど仲間を通して絆や友愛の心は小さく芽吹いていたのかも。仲間同士のコロ試合に於いては敬意を示した「決闘スタイル」だったし。
全体的に彩度低め+感情温度も低めの青暗い雰囲気・映像の中で、飛び散る血と微かに芽生えた愛の際立つことといったら…半端ねぇっす。
あと、世の中実に嘘が多いなぁと。
辻褄が合えば、その裏では何が起きても許されている。
「偽りの現実」の中であなたは何を信じますか?
予想外に面白かったです。
今はお気に入りの映画っす(^^)