あっ、映画観終った後にこのポスタービジュアル画の意味がわかった。
前作の物理的なキューブからだいぶ進化しております。
だんだんとキューブを操る者の存在が…
映画 キューブ2 Hypercube~あらすじ
レベッカ…記憶…研究所…
※オープニングでキューブの設計図が映し出されるよ~
真っ白な四角い部屋で目覚める金髪の女性ケイト
部屋の各壁の中央にある扉に手をかざすと別の部屋が出現
部屋を移動していくと、同じように「目覚めらここにいた」
という人達に出会う。
- ケイト(金髪+白シャツの女性→心理療法医)
- サーシャ(黒髪+サングラス→盲目だが超感覚あり)
- ジェリー(眼鏡の中年男性→フリーの技術者)
- 首吊り男(マグワイヤー大佐→ペンタゴンのハイテク技術者)
- サイモン(中年→自称コンサル実は探偵)
- マックス(ゲーム青年)
- ペイリー(痴呆症状が見られる老女→元理論数学研究者)
- ジュリア(赤いドレスの美女→弁護士)
みんなで協力しながら
ここ(キューブ)からの脱出を計るが…
移動を繰り返すうちに
このキューブ内の空間が「普通ではない」ことに気が付く。
隣の部屋に行くと時間の進みも重力の向きも変っていたり
別の時間を行く自分に出会ったりするのだ…
ここが4次元の立方体=ハイパーキューブ(空間的4次元空間)だと
わかり必死に脱出方法を探る8人だが
だんだんと見えなかった8人にある「繋がり」が見え
疑いや焦りや密室の狂気から8人はバラバラになっていく。
途中、天才物理学者の死体と彼が残した
計算のメモ痕や最終的に導きだしした数字「60659」を発見する。
殺人トラップが仕掛けられた部屋もあり
死んでしまった人も
また移動先の別の部屋で違う時間軸で出会ったり
みんなパニック寸前!
60659の謎を解いて、生きて脱出できる人はいるのか?
※以下、ネタバレ有の感想文
進化したハイパーキューブは多元量子空間へ
前回のガチャン、ガチャンと動く移動の衝撃のデカいキューブから
急にスマート設計へ進化!!
↓
こっちの画像でわかるかな?
以前からキューブのデザインがかなり変わっている!
- 前回 壁1面が3×3の正方形デザイン→今作 2×2デザインになっている
- 各部屋を繋ぐ扉がハッチから→今作 タッチセンサーになってる
- 部屋毎のナンバープレートが無くなった
- 部屋毎に色の変化も無くなった
- 物理的なレーザーカッターや熱の攻撃は無くなったが量子空間攻撃へ
2×2の正方形が基準のデザインになったのは
ハイパーキューブの動きをイメージしやすいようにだと思われる。
実際にわかりやすいテセラクトの動きの映像も後半出てくるよ~
何がいちばん変わったかというと
物理的な閉鎖空間から多元量子空間への閉じ込めに進化していること。
だからパラレルワールドへ移動してっちゃうの(‘v‘)
別の自分にも出会っちゃうし、死んだ仲間も別のキューブで元気に再会もある。
波打つように空間が迫ってきて
その量子の波(ゆらぎ)の壁に接触・呑みこまれると
どうやら量子分解され消えるようです(^^;)
私の考察:この空間は仮想現実空間では?
OPで被験者たちのボディはストレッチャーに寝かせられ
ラップでぐるぐる巻きにされているので
やはり肉体は別場所に保管されているかと。
肉体が無いとなれば
あのキューブ内の出来事が全てすんなり納得できる。
そもそもはゲーム製作者のアイディアから世界観は作られてるみたいだし。
「量子テレポテーション」技術が使われているのは
「魂≒意識本体」部分だけなんじゃないかな?
魂をキューブの量子空間に入れると
その空間内にあったボディをつくり出すのかもね、意識が。
あとはキューブ空間という場の支配により
意識の思い込みが現実になっていく感じかしらね。
そんでね、私が仮想現実空間じゃねーか?と思ったのは
攻撃にプラトン立体が出てきたところあたりから。
この空間って、人の意識を取り込んだ設計された仮想空間で
どうやら細胞分裂のように広がって
最後の自滅・消滅までデザインされているようなのよ。
まさにシード・オブ・ライフ→フラワー・オブ・ライフ→って進んでいって
最終的にまたはじまりの1つの部屋に集まって重なってくるのよ。
んで、最後は内的爆発なのか消滅なのかわからんがとにかく空間が消える。
どうやら肉体から抜き出した魂が「現実」と認識する
仮想現実空間を創る媒介にはなぜか「水」がいるようでうす。
もしかいたらエヴァみたいに、生命をとかしたスープが
そのまま空間を漂ってるのかしらね?
最後に急に戦闘能力見せてくる人に注意
私もあっけにとられたんですけど
「ある人物」が今までの言動・行動と全く合わない
とっさの行動見せてくるんですよ。
あれ?
この人って元軍人なのかな??
って思っていたら…
んで私的にこの人のラストだけ
生死がよく分かりません。
なんや!
ということで、なんだかんだで謎は謎のままな
映画キューブでした。