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【映画】デッドorキル~感想:拝金主義に飲まれた世界の縮図がここに…富豪が仕掛けるデスゲーム

デッド or キル(字幕版)

支援や慈善事業が表向きの富豪の財団…病院や学校建設だけではなく

恵まれない個人への支援も積極的に行なっているという、ただし。。

と、嫌な予感しかしない映画がはじまるよ~

 

 

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デッド or キル(字幕版)

デッド or キル(字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

映画デッドorキル~あらすじ

両親が残した借金に難病の弟を抱え

大学をあきらめ、独り奮闘する姉アイリス。

 

両親が亡くなり、家族は弟だけ。

弟の通院の送り迎えや食事の世話をしながら

職探しをするが…なかなかうまくいかない。

 

弟は移植をしなければもう少ししか生きられないと

医師に宣告を受けており、どんどん追い詰められるアイリス。。

 

そんな時、担当医から「医療費を削れるかも」と話しを持ちかけられる。

病院に向かいケイス医師の部屋に入ると、ひとりの紳士を紹介される。

富豪ランブリック家のシェパード氏だった。

「ランブリック財団」はアフガンに病院を建てたり、

貧困地域に学校を建てたりと社会支援や慈善活動しており

その支援の手は「恵まれない市民にも向けられる」ということだった。

 

個人支援の候補者に選ばれたアイリスは

ランブリック家主催の晩餐会に招待された。

この晩餐会に参加し、ゲームの勝者となれば

賞金として「大金」を手にできるというもの。

 

怪しい申し出を断ろうとしたアイリスだったが

「弟のドナーも見つけてやる」の一言で参加へ心が傾く。

 

正装し、晩餐会に出かけたアイリスを待っていたのは

富豪が仕掛ける「大金を掛けたデスゲーム」だった。

 

晩餐会の招待を受け「参加」を決めた時から

ゲームのプレーヤーとなり、ゲームから逃げられない。

ゲームを棄権したり、拒否すれば即、、「死」が待っている。

 

大金を求め集まった8人のプレイヤーは

「AorB」どちらかを時間内に選ばなくてはならないという

選択ゲームに挑戦していく。

簡単に見えるゲームだが選択したら「必ず実行しなければならない」ため

ゲームが進む程、難しい選択に迫られることに…

 

選択するための制限時間も15秒、30秒と短く

制限時間内に答えを出さなければ失格となり「排除」される。

 

正式なゲーム開始前に

ディナーがふるまわれ、この時「これから行なわれるゲーム」が

どんなものであるか「その本質が」実例と共に示される。

だが、この時にこのゲームの残虐さに参加者は気が付かず…

 

はじめは電気ショック…「自分で苦痛を受けるか、横の人に苦痛を与えるか」

この2択から勝者1人が大金を手にできる生き残りゲームがはじまる。

 

参加者たちの正義や倫理観が

大金と恐怖の前にどんどん崩れていく…

 

最後に大金を手にし、生きてこの館を出られるのは誰なのか?

 

拝金主義に飲まれた世界の縮図がここに

この映画で描かれているのは

今の拝金主義に飲まれた世界そのものの構造ではないだろうか?

 

金と暇を持て余し、

拝金主義社会での「弱者」をゲームのコマに

彼らから正義・倫理・主義主張・自由意志を奪っていく。

「金」の為に自ら汚れて堕ちていく人間を観て楽しんでいるのだ(悪趣味)

 

でも、どこか臨場感あるのは

それほど「金の力」が人間を変え・動かすことを

私たちも日頃感じているからだろう。

 

金持ちがつくる「閉鎖された無法空間」

そこでは「彼」が支配者で絶対的存在で

全ては彼の意思が優先される。

彼はここで「金」の為にデスorキルのゲームで奔走する

弱者を観ながら「金を持つ自分の力を味わい酔いしれる」のだ。

 

金持ちは政治家を動かし、政治を動かし、法を動かし

「自分が胴元・絶対勝者となるゲーム場をつくる」もんね…

 

与えられた選択肢、強制される選択、敗者・棄権者は削除され

プレイヤーには選択権があるように見えて「自由意思」は存在していない。

私たちは拝金主義に飲まれた世界で

「選択させられている」だけかもしれない、自由意志はないのかも。

 

この映画が描く、強烈な「金の力」

ディナーの時に余興として

菜食主義者であるアイリスに「ステーキとフォアグラを食べれば1万ドル」、

アルコール依存症を克服し酒を拒む参加者に「ワイン1杯飲み干せば1万ドル、

スコッチ1瓶飲み干せば5万ドル」と札束をテーブルに置く富豪紳士。

 

この時に、ゲーム主催者である富豪は大笑いしながら

この晩餐会・ゲームの趣旨をさらっと語っている。

1万ドルのために肉を食べたアイリス、

5万ドルのためにスコッチを飲み干した禁酒者を皆に見せてから

「何年も培った強固な主義主張が一瞬で崩れる、たった1万ドルで」

「目の前の金の為に、簡単に主義主張は覆される」

 

ぞっとするわぁ。

そしてこの映画をみるものは

この先この言葉が本当だと思い知らされる。

 

富豪が弱者に掛ける「呪いの詞」

「幸福に見放された市民(弱者)」といった表現からはじまり

随所に金持ちの厭味と呪いの詞が目立つ。

中でも印象的なのが

「人生は変えられない」と繰り返し言うこと。

 

大金を手にして、「今の生活から抜け出そう」「人生をやり直そう」

とするプレイヤーたちに「人生は変えられない」と呪いをかけるのだ。

強者はより強くなり、弱者は弱者のままと言いたいらしい。

 

ここでも自由意志を否定し、決定論を肯定する姿勢がみられる。

 

最後の難問:「他者のための自己犠牲は美徳なのか?」

この映画が強烈に最後にこっちに問いを投げかけてくる。

このゲームの様子を一通り見せられてからの

勝者(と視聴者)への最後の一撃…

 

「他者のための自己犠牲は美徳なのか?」

 

恐ろしいことに、

他者の為に自己犠牲を選んだ人たちが

誰も救われていないんですよね、この映画の中だと。。

 

最後の最後なんて

「相手を思いやる同士」が一番不幸なエンディングを迎えちゃって。。

ただ、弟は心と手を汚す前に姉の将来は救ったのかも・・救ったと思いたい。

 

本当は病気を治すための、薬で死ぬというのも

監督の皮肉なのか…

 

どこにも正解がないってのが

この世界のリアルを描いたってことなのかもね。

 

仁・義・誠・礼・智を大事に生き続けるだけで人生成功

 自分が大事にする「心の在り方」を曲げないで

生き続けているだけで、あなたの人生は大成功や!

と、BBAは本気で思う。

この映画を観て、よりその思いは強くなった。

 

拝金主義が世界をのみ込んでいるから、

世界はまるっと「修行の場」らしい。

 

もう一度、心を強く持つために「武士道」読もうっと。

 ⇓

生き方に迷った時、おすすめの1冊です

 

では、また~☆

※沈んだ気分の時に見ると、より沈んだ気持ちになるので注意

 

 

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幼児化する日本社会―拝金主義と反知性主義

幼児化する日本社会―拝金主義と反知性主義

  • 作者:榊原 英資
  • 発売日: 2007/07/06
  • メディア: 単行本