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【BBA映画部】緑色の髪の少年~大人たちが表面だけ整えた社会(政治・経済)で子供たちが犠牲に

緑色の髪の少年(字幕版)

「緑色の髪」は戦争孤児の平和を願う祈り

平和を願い、平和な世界を実現する為に立ち上がった少年の話を

誰もまともに聞いてくれない…それどころか

 

 

ジョゼフ・ロージー監督の初監督作品だそうです。

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緑色の髪の少年(字幕版)

緑色の髪の少年(字幕版)

  • 発売日: 2020/08/30
  • メディア: Prime Video
 

 

1949年の作品で

反戦への強いメッセージが込められている。

少年の目を通した「戦争がある社会」

 

 

映画「緑色の髪の少年」あらすじ

ある小都市の警察に

何もしゃべろうとしない坊主頭の少年が保護されていた。

 

係官の訊問に何も答えない少年に手を焼いていると

警察に来合わせた児童心理学の権威エヴァンス博士が少年に語りかけ

少年は博士に到底信じられないような話をはじめる。

 

「誰も僕の話を信じてくれない」という少年が

エヴァンス博士に自分の過去から語りはじめる。

 

名はピーター、生まれは裕福な家庭で

やさしい両親と何不自由なく大きな家で幸せに暮らしていた。

 

ところが戦争により

両親の死を知らせる手紙が届く

そこからは親戚の家を転々とする生活に…

ついには頼る親戚もいなくなり

 

それからは「おじいちゃんの家」へ

本当のおじいちゃんではなく、見知らぬ人だった。

いっしょに暮らすおじいちゃんは有名な役者で

TVショーや舞台でよく人を笑わせていた。

 

おじいちゃんは優しく

「好きなだけこの家にいていい」といってくれ

いつしか本当の家族になった。

 

おじいちゃんの家から通うことになった

新しい学校でも楽しく過ごしていたが

ある日学校に貼られていた「戦争孤児」のポスターを見ていると

「この少年は君にそっくりだ、君も戦争孤児だから」という友人の言葉で

ピーターは自分が戦争孤児だと知ってしまう。

※知ってはいたが知らないふりをして自分を騙し続けてきたのだ

 

おじいちゃんがピーターに彼の両親の最期を話してくれた。

戦火の危険な中

ロンドンに残りよその子供を助ける為に

亡くなってしまった両親

 

元気を無くし、暗く沈むピーターに

おじいちゃんは今は亡き自分の妻の話を聞かせる。

「妻は緑が好きで、家に緑がないとダメだった」

「緑は希望にあふれている、だから家にはたくさんの希望の緑を飾っていた」と。

 

戦争の時でも平和への希望を失わないように。

戦争で人の命が奪われていくからこそ

生命をはぐくむ緑を飾るのだと。

 

この話を聞いた少年がお風呂で髪を洗い乾かすと

少年の髪は見事な緑色に変わっていた。

心配したおじいちゃんがピーターを医師に診せると

「健康に異常はないが髪を元には戻せない」と言われてしまう。

 

髪を染めるもの、髪を切ることも拒否するピーター

「緑色の髪は平和への希望で、これは僕の使命」と主張するが…

「緑色の髪」は街のみんなに奇妙な存在として映り

だんだんといじめや迫害の対象にされていく。

 

街の人たちには「感染病」を疑われ、

家に配達にくる牛乳屋のおじさんからは

「緑の髪が牛乳のせいだ」と噂され商売の迷惑だ!と訴えられる。

 

おじいちゃんに説得され少年は

平和へを願う「緑の髪」を切り坊主にすることに。

 

「髪をそってもまた生えてくるのは緑色の髪だ」という少年。

でも周囲は「緑色の髪の少年」が視界に入らなくなりホッとしているようだった。

 

ここまで少年が経緯を話し終えると

迎いにきた「おじいちゃん」と会い

破り捨てた両親が残した手紙を読んでもらったピーター。

 

両親の深い愛とおじいちゃんの愛を

再び信じられるようになり

また平和への強い信念を胸に「おじいちゃんの家」に帰るのだった。

 

「暗いところでしか見えないものがある」

夜中に暗闇を怖がるピーターに

おじいちゃんが言った言葉

 

「今、この状況になったからこそ見えるものがある」

ともとれる言葉だった。

 

「暗いところ」を恐怖で目をつぶり逃げ回るのではなく

しっかり大事なことを見つめなさいってことかな?

 

もしかしたら

「ベスト・オブ・メン」の医師の言葉に通じるのかも

『失ったものを数えるな、今あるモノを活かせ』

 

ベスト・オブ・メン〜人間の最高〜

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  • 発売日: 2020/03/20
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dokujyolife.hatenablog.jp

 

森で出会った戦争孤児たちからの伝言

学校でいじめられ

街では大人達からも迫害され

森に逃げ泣いているピーターの前に現れた

戦争で犠牲になった子供達。

 

親を亡くした赤ん坊

戦争で片足を失った女の子

戦争で孤児となった子供達

アジア系の子供の姿もあった。

 

彼らは「緑色の髪は君が選ばれた証」だと言った。

「平和の使者に選ばれた」のだと。

平和を実現するのがピーターの使命だと彼らは言う。

 

戦争で犠牲になった子供たちは

平和の実現に「大人達を信用していない」のである。

 

このメッセージは強烈な気がする…

 

大人達が表面だけ整えた社会で子供たちが犠牲になる

街の大人たちは

大勢に従うだけなのだ。

 

表面だけ整えた政治

人よりも経済優先の市場社会

大勢に流される大人達

 

その結果がピーターのような子供の存在なのだ。

街の大人達も自分の罪がわかっているからこそ

「平和を訴え行動する」ピーターの存在が煩わしいのだ。

今の社会に異を唱える無垢な子供の主張が怖いのだ。

 

もの凄く、心を抉る描写だったなぁ…私も大人なんで刺さる。

チクチクきた、いやグサリか…

 

「自分たちと異なる」から消し去ろうとする迫害

これはいつの世の変わらない人間の本性なのかも

その根底には異なる者への恐怖があるから。

 

差別やいじめや迫害は

人間の本性だから無くなりはしないようだ。

 

だから自分が思うよりも「強く」ならないといけないらしい。

正しい、正しくないではなく

世の中は「強くないと生き残れない」のだ。

 

整えられた表面を剥がせば

未だ人間の世界も「弱肉強食」

野生の世界よりもが混ざっているだけに「地獄」ともいえる。

 

詐欺師に、偽善者に、口の上手い洗脳者、欲深い権力者

喰われない為には

ピーターのように外側ではなく内側に強い信念を持たねば!

 

本当はピーター以外が

「染められている」のかもしれないね。

 

では、また~☆

 

 

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