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【独女映画部】「スーサイドショップ」Suicides用品専門店~灰色の絶望都市がどこか日本風味

お題「最近見た映画」

 

スーサイド・ショップ

日本刀を片手に「ハラキリ~!」と叫ぶパパの名は「ミシマ」・・

明らかに三島由紀夫のエッセンスが込められているであろうキャラ。

灰色の空の大都会では人々が希望を見出せず、絶望のまれ自殺が相次いでいた。

そんな中明るい光を放つ店こそ、10代続く自殺用品専門店!

 

 

そんなスーサイドショップを営む一家を中心にした絵本のようなアニメです。

 

 

自殺用品専門店を営む

超ネガティブ思考の一家に

超ポジティブ思考で明るく元気な末っ子が生まれ

一家の生活の歯車は徐々に狂い始めていきます。

 

 

希望が持てず自殺が日常化した社会とミシマ一家

Suicides=自殺

スーサイドショップとは「自殺用品専門店」

 

灰色の空の下

希望を持てず絶望に包まれ

毎日多くの人が自殺するようになり

政府が「公共の場での自殺禁止令」を出すまでに。

 

公共の場で自殺した者には

思い罰金が科され

その支払いは遺族に請求されるように。

 

そんな社会背景もあって

「ひとり静かに」自殺するための

自殺用品専門店スーサイドショップは繁盛していました。

 

10代続くこの店を営んでいるのは

超ネガティブ思考のトゥヴァシュ一家。

 

スーサイド・ショップ

  • パパ⇒ミシマ(おしゃれスーツに目の下に真っ黒クマ)
  • ママ⇒ルクレス(肌ツヤもよく商売上手で豊満ボディ)
  • 長女⇒マリリン(金髪の根暗っこ)
  • 長男⇒ヴァンサン(顔色が悪く目の周りにパンダくま)
  • 末っ子⇒アラン(青い目にオレンジの髪の元気で明るい男の子)

手前の夫婦がミシマとルクレス

お店の看板に描かれているのが子供たち

 

超ネガティブ思考の一家は

超ネガティブ思考蔓延社会と街の雰囲気に溶け込み

それなりに円満で協力して店を切り盛りしていた。

 

ところが笑わないこの一家に

新しく生まれた末っ子アランは

生まれた時から元気に笑顔をみんなに振りまく明るい子。

 

そんな陽気で元気な超ポジティブ思考の少年に育っていくアランに

一家の生活は乱されていくようになる。

特にパパ・ミシマはすっかり自分のペースを壊され

常にイライラするように・・・

 

「絶望のない世の中にしたい」アランの行動

8歳になって学校に通うアランは

街が絶望で満ちていることも

自分の家の稼業のことも気が付くはじめる。

 

自分の一家に笑顔がないことにも。

 

暗くっ太っちょの姉は自分のことを

「ブス」と思い込んでひきこもりがちだ。

そんな姉のことをアランはいつも

「姉さんはキレイだよ」といい、姉の絵をよく描いている。

自分の綺麗な姉を友人たちに自慢もしている。

 

アランは家族にも笑顔になってほしいし、

絶望にあふれ自殺者であふれる街を

「絶望のない世の中にしたい」と行動する。

 

スーサイドショップに並ぶ

自殺用品に細工をして自殺ができないようにしたり、

巨大な重低音スピーカー搭載の車を店の前に置き

爆音の振動で店の中をめちゃくちゃにして

自殺用品を全て破壊したり・・(^^;)

 

アランの陽気さに影響され

アランと同じように楽しそうに笑う友達と一緒に

アランは街に少しずつ変化をおこしていた。

 

「悲しいから美しい」という世界観の父ミシマ

 

父ミシマは息子であるアランが苦手だった。

どう教育しても

ミシマの思い通りにいかず

陽気で元気で超ポジティブ思考で行動的に

育っていく息子に対してイライラをつのらせていた。

 

怒っても懐いてくる息子アランに

父ミシマはついに「これをお前にやろう、身体にいいんだぞ」

といってタバコとライターを渡し、たばこを吸わせほくそ笑むようになる。

 

「この世界は悲しいから美しい!」

 

人生は残酷、美化しちゃダメ!

 

というミシマの美学、

そしてスーサイドショップで生きるミシマのアイデンティティ

脅かす存在が自分の息子アランなのだ。

 

寝込む父ミシマと息子アランの最終決戦!

スーサイドショップの仕事に誇りを持ち

客にピッタリの自殺用品をすすめることを

楽しんでいるかのようにさえ思えたミシマ。

 

お気に入りは「ハラキリ」用の日本刀だ。

 

ある日商品配達で伺った顧客の家で

ミシマは自分の売る商品を使って自殺する現場を目の当たりにしてしまう。

狂ったように死ぬことを喜び

片っ端から毒を飲んで死んでいった老人。

 

大きな部屋にひとりで暮らし

ベッドで寝たきりで

ベッドの下には大金を隠し

狂気の中ひとり死んでいった老人の姿を見て

ミシマは自分が「死を商売にしていること」を考えるようになる。

 

「これでいいのか・・」そうして寝込んでいると

1階の店が騒がしくなり様子を見に行ってみると・・・

アランによって自殺用品が全てダメにされた店内は

綺麗にかたずけられ一家は姉の婚約を祝ってピクニックをしていた。

 

家族が、店がアランにのまれてしまった。

自分の築いてきたものすべてを壊されたミシマは

日本刀を手にとり、息子アランに襲い掛かる。

 

「ハラキリー!」と叫びながら息子を追いかけるミシマ。

ママ、姉、兄はそんな父を止めようとミシマを追いかける。

 

ビルの屋上まで追い詰められたアラン

自分を殺そうとする父ミシマに向かってこう言った。

「ごめんね、パパ」

「パパに笑ってほしかったんだ、

僕は生まれてから1度もパパの笑顔を見たことなかったから」

 

そうしてアランはビルから飛び降りた・・・。

 

泣きながら気絶する母、支える姉と兄

そして呆然として立ち尽くす父ミシマ。

 

そんな一家の前に

落ちたはずのアランがジャンプしてひょっり顔を見せる!?

ビルの下にはアランの仲間が準備していたのだ。

ここまでアランの計画だったようだ(^^;)

 

我に返りホッとしたミシマは笑っていた。

アランは父を笑顔にできたのだ。

 

運命は魅力的で予測できない回り道

父子対決後

スーサイドショップは「クレープショップ」に変わった。

 

姉マリリンの婚約者である彼がクレープづくりが得意だったから(^^)

お店は大繁盛で

街の人に「幸せな時間と美味しいクレープ」を提供している。

マリリンと彼もラブラブで

ママとパパもラブラブで

兄もアランの友達たちの人気者になり

アランも嬉しそう。

 

ミシマも日本刀の剣術をクレープづくりにいかしており

イキイキしている。

今までは「もう二度とあうことのない客」だった人たちが

「常連」になっていくことが嬉しいようだ。

 

アランが細工した首つりロープのせいで

自殺に失敗した男性が

クレープ屋にやってきて

ミシマに注文する

「青酸カリ入りのクレープを」と。

ミシマは「内緒ですよ・・お代はけっこうです」と

そのクレープを男に渡した。

 

独女が気になったところと考察

 ①パパ・ミシマが三島由紀夫を連想させる

はじめは下の名前が「ミシマ」って珍しいなぁ~って思てたんですよ。

でも、このパパが店の商品の中でも日本刀好きで

「ハラキリ」を何度もいうんですよ。

 

ミシマ+日本刀+ハラキリ

・・・

・・・

・・・

 

完全に三島由紀夫をキャラに投影しちゃってますやん!?

 

フランスは日本文化に理解示してくれる人多いから

日本の文学にも通じてらっしゃるんやろか・・。

 

②ミシマの精神科医が明らかに日本のサラリーマン!?

自分の売った商品で実際に自殺する人の様子を見て

思考の渦にのみ込まれてしまったミシマを

カウンセリングした精神科医が・・・・

 

どう見ても日本のサラリーマンにしか見えない!

丸顔にメガネにスーツの着こなし方。

そして表情薄めで口元だけの感情表現。

目が見えないんですよ(^^;)

 

特にミシマのイタリア的なスーツの着こなしと

比較してみて欲しい!

 

②街の雰囲気も東京っぽい!?

街にある看板や広告は日本語じゃないんですけど、

雰囲気とか街並みやビル景色や信号や道路がね、

日本っぽく見えるんですよ。

 

あの鬱々とした街の雰囲気は日本のイメージの1つなんだろうか?

とにかく街の人が「疲れている」んですよ。

 

なんでそんなに自殺したいのかな?

と思って耳を傾けながら映画を見ていたんです。

そしたらスーサイドショップにきた女性客が

「悩みから解放されたい」って言ってたんですよ。

 

私が日本人で日本しか知らないからかもしれないけど

何となく日本人っぽいなと思ったんですよね。

 

③アランは超ポジティブなだけじゃない

アランが街の雰囲気や

自分の家族を変えたかった動機は

作品の中でアランも言っていますが

「孤児になりたくない」からです。

 

実はスーサイドショップの経営一家は

家訓として「自殺してはいけない」のですが

そのことをアランは知らなかったのでしょう。

この店がなくなると、

自殺したい人が死ねなくなって困るからってことらしいです。

 

でもアランは知ってても

同じように街も家族も変えようとしたと思います。

自分以外にも友人達のことも心配してたから。

 

このままではどんどん人がいなくなって

街も終わるし、発展はなく滅びしかないことを

肌で感じていたんでしょうね。

 

④最後の青酸カリ入りクレープが意味するもの

父ミシマからすると

自分の今までやってきたことを

肯定してくれる客だったのかもしれない。

 

一度はアランの細工により命が救われた男性ですが、

それでもやっぱりスーサイド商品を望むなら

「お客の意思は尊重する」それが商売人ミシマの答えなのかな。

 

私はこの「青酸カリ入りクレープ」は

生きることも死ぬことも本人の意思で決められる

って意味の象徴なんだと思いました。

 

監督は

「人生は残酷、美化してはいけない、悲しいから美しい」

というミシマの美学も

「絶望のない世の中にしたい」

というアランの美学も両方認めているんだと解釈しました。

 

⑤母だけ健康的で陽気さも持っている不思議

アランのポジティブさは

明らかに母親からの遺伝の影響でしょう。

 

一家は全員超ネガティブと紹介されているのですが

母親は一般的な「陽気な素敵ママ」とは違うんですけど

家族の中でちょっと異質な存在でもあるんですよ。

 

肌の色つやもいいし

太っているのがより心身ともに健康にも見える。

商売人としては

接客時の笑顔や陽気さも申し分ないのです。

家族の雰囲気はミシマ色がお好みのようですけど。

 

世界を変えるのはそんなに難しくない

この映画のメッセージを一言で表すと

「世界を変えるのはそんなに難しくない」

ってことかな?

 

アランみたいに

身近なところから

変えていく行動をすれば

自分から見える世界は変えられそうですよね。

 

アランみたいに

怒られても、不安もあっても

笑っていれば絶望に飲み込まれることはないのかもね。

 

ひとりの時に指でグイッとほっぺを押し上げ

笑顔を作ってみている私です。

 

ミシマがアランに刀を抜いて襲い掛かるシーンをみて

自分の世界やアイデンティティの崩壊に関わる時に

人はキレて狂人になるこを学びました。

 

φ(..)メモメモ

 

でh、また~☆

 

 

 

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