プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【日本魂】安岡正篤氏に学ぶ~人間学:親という存在

安岡先生の言葉によって、「当たり前」と思い気にも留めていなかった事の裏にとても重要な意味があったことに気付くことが多い。

私が尊敬する賢人・哲人「安岡正篤」氏ってこんな人

 

 

 

 

安岡先生は「親の姿は造化(宇宙の営み、神の創造)の生ける姿だ」という。

親は人にとって最も直接的な造化の現れである。天の造化の生成化育に対する自ずからなる感謝報恩の心の発動が孝行で、孝行こそは誠に百行の基である。誠は天道である。

(『東洋倫理概念』)

 

先生の言葉が、はじめはピンとこなかった。

親の姿が「造化の現れ」⁇ 偉大な一元・根源の造化の働きと「親の姿」が同じ⁇

決して真直ぐな道とはいけない、曲がりくねって入り組んだ道ばかりの「社会」のなかで一生懸命に真面目に生きぬいている姿は見せてくれているし、家族が安心できる家を守ってくれていることには尊敬と感謝の気持ちを感じているが…人間が必死に生きる姿が「造化そのもの」なのか?? と困惑しておりました。

 

でも、「親」というからには、我々を「子」の立場にある者として語られていることに気が付きまして、まー今この世に生を受け生きているってことは皆、親から生まれた子なわけです。

だから「親と子」の関係に於いて”親の姿は造化の現れ”なんだろうと考えた時、パーッと視界が急に開けたのです。

人は「小宇宙」といわれますよね、宇宙のウツシだと。

だから「親」というのは、「宇宙の創造」を成した人物・存在だといえますよね。

更にその生み出した「(小)宇宙」の生成化育の営みを 子に「親の背中(生きる姿)」を通して実際に見せてくれているわけです。

このことに、安岡先生の言葉によって「今、気づいた」私です。

 

  • 子(小宇宙)を産むこと
  • 子(小宇宙)を育てること
  • 子(小宇宙)が安心できる家庭(世界・環境場)を守ること

どれもが「造化の偉業」と同じなのです。

「なるほどな」と思えた。

 

だから、親への感謝と報恩の心が自然と湧き、それが行動となって「孝行」になるのですな。天の造化(神の無限の勤労)に対する、人の「厳粛な涙」「感謝の情」と同じ心なのですな。 

だから親孝行は誠の実行になるわけかぁ。

親だけではなく、私やあなたの心に湧く「感謝報恩」の情が向く相手には孝行することが誠の道であり、天の道なのすな。

 

なんか、とても大事なことに気付けた気がします。

心に爽快な風が吹いている感じっす。

 

(つづく)

 

 

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